【よう実】椿桜子について解説 いまだに謎が多く、ホワイトルーム生かも怪しい 

引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

2年生編になって入ってきた新1年生の中で一番謎が多い椿についてまとめていく!

どうも椿の行動は特異であるのでつかめない。

登場が多いわけではないが一つ一つの行動が怪しいので、何かの発見があるかも。

初登場

綾小路は、優秀な須藤のパートナーを探すために行動し、天沢に料理を振る舞い、七瀬とも数回接触した後に、まだパートナーを確定していなかった。

そんな時期にケヤキモールからの帰り道に、1年生の男女二人組が綾小路に声をかけてくる。

その二人は学力C以上の2年生を探していた。

その後、詳しい話をするためにカフェに入ってパートナーを組む話をするが、そう簡単に確定させることができない事情の綾小路は断る。

文章にはあまり書かれていなかったが、綾小路はかなり疑っていたように思う。

客観的に見て綾小路の学力Cは高くはないし、今になって初めて声をかけたというのはあまりにも不自然だ。

無人島の後編でこの時のことは明かされたが、椿がホワイトルーム生だったらこんなに露骨に絡みに行くかは疑問だ。

それともこれは、綾小路が予測していたホワイトルーム生ならばやるであろう、近くからの観察なのだろうか?

1巻での登場はこれだけだが、とても印象に残った。

綾小路と2人での話

椿は、外見だけを見るとオシャレできゃぴきゃぴした高校生活を送っていそうだが、どうも行動がぎこちなく見えてしまう。 コンビニで買うものが飴だけというのは不自然だ。

高校でデビューというなら話がわかるが、そういうタイプにも見えない。

初対面の時はどこか冷めているというかめんどくさがりな感じでほとんど話さなかったのに、今回は

少し話たいことがあるので、ちょっと外で待っていてもらえます?

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編2巻より

と少し積極的だった。

どうにも、会うたびに態度を変えてしまうのも学校という場所に慣れていないように見える。

ただ、2回目だから緊張が解けただけかな、、

二人は綾小路が前回の試験で宝泉と組んでいたのを驚いていたが当然だろう。 先約が宝泉だったなんてだれも想像できないと思う。

事情を知らない生徒からすると、入学前から知り合いだったのではないかと疑いそうだ。

綾小路から退学試験のことを話されたときも動じていないところを見ると、椿は相当に肝が据わっていると思う。

ここを読んでいる時に、ただでさえ怪しい椿がもっと怪しく思えてしまった。

この感じだと、明らかに本性を出していないので、櫛田の時のように表とは全然違う人格を持っていて欲しいと思う。 格闘戦において最強とかだったら熱い

宝泉を退学にさせるために協力して欲しいという話は、あまりにも理屈が通っていなかったので、椿ではなく、宇都宮考えたんだろうと思った。

無人島の前半で

小宮と木下が崖がら落ちたところに居合わせた綾小路の近くに、椿たちのグループもいて、その場を見た椿以外の1年生は動揺していたが、椿だけは落ち着き払っていた

ここでも、やはり椿はただの女子生徒ではないことが分かる。 どこか、落ち着きかたや人と接する時のぎこちなさが1年生の時の綾小路と似ている。

八神、椿、宇都宮、高橋が無人島試験中に一時的に集まったときの、椿・宇都宮の行動はゾクっとするほど怖かった。

八神を強引に拘束して櫛田の情報を聞き出すところは、暴力的なことをしているのに全く悪びれていなかったので、そういうことには慣れているのかもしれない。

八神はやられたふりをしていたが、本気を出せば造作もなかっただろう。

これで八神と椿は裏で繋がっていないことが分かった。 てっきり協力関係にあって情報共有をしていると思っていた。 

八神は椿のことをどう思っているのだろうか? 警戒に値しないと思っているのか、一目置いているのか…

一連の行動を見ていると綾小路以上に、目的のためには手段を選ばないタイプに見えた。

無人島の後半で

引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

綾小路包囲作戦のために、前半にも集まっていた八神、椿、宇都宮が司令塔として集まる。

ここで衝撃の事実というか、薄々分かっていたというか、椿が退学を恐れていないことが分かる。

綾小路の排除が終わった後にも2年生と3年生の単独グループを落とそうと計画していた。

ということは、鬼龍院神崎伊吹鬼頭あたりが危うかったということだろう。

ただ、これらの生徒への攻撃があった描写はないので、計画を変更したのか、もしくは書かれなかっただけで危ない状況だったのかは分からない。

そして今まで口数が少なかった少なかったが、作戦の内容を流暢にに話していた。 この場面で、椿がとてつもなく頭が切れることが分かった。 衣笠先生のキャラの変化の描き方はすごいと感じた。 ここまで同じキャラでイメージを変えられることに驚いた。

そしてどうやら宇都宮も、綾小路が退学のターゲットになったことを偶然ではなかったと理解したようだった。 宇都宮と綾小路ってそんなに絡んでたっけ?

その後、椿の指示で1年生たちが綾小路の妨害をして、それに坂柳が応戦して結局は作戦は失敗に終わって、椿はとても不満そうだった。 

私一人でやるべきだったって後悔してる

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編4巻より

どうやら自分にとても自信があるようだ。 

その自分が一番と思っているところも、憎悪のホワイトルーム生と重なってしまう。

八神がそうだと判明したけれど、どうも椿は今でも疑わしいと思う。

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編9巻 (MF文庫J)
 

佐藤への接触と八神の退学

6巻で佐藤に接触した怪しい人物は椿だと発覚した。

文化祭終了後に綾小路を電話で呼び出し、八神退学のことについて話し合う。

綾小路は佐藤に接触してきた椿が、八神に協力していたと思っておらず、スムーズな答え合わせになる。

石神と思われる人物の差し金で、八神を退学させる計画を遂行している最中だったが、強敵なので綾小路を使ったとのことだった。

椿と宇都宮が石神に協力した理由は、八神によって1年Cクラスの生徒が退学させられたことだった。

椿は、学校に残ることにこだわってはいなかったようだが、綾小路と石神の行動により、興味がわいたようだ。

正直最初はこの学校に愛着なんてなかったんだけど・・・・・・ちょっと変わってきた。意外と楽しいよね、この学校

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編7巻より

まとめ

椿はおしゃれなだけの女子高生ではないことは分かったが、じゃあ何者かというと未だに謎が多い。

八神と面識がないようなので、ホワイトルームの5期生ではないことは分かるが、それ以外の可能性が見えてこない。

しかし、5期生から部屋を複数に分かれているならば八神・天沢と同じ5期生ということになるかも。

あの高校1年生とは思えない堂々とした態度と、八神と同じレベルで頭が回ることの説明をつけるのは今の段階では難しい。

椿の行動は、2巻独白の憎悪のホワイトルーム生に近いものを感じるが、現時点では分からない。

綾小路を退学させるための試験も終了したので、これから仕掛けてきたのなら、ホワイトルーム関連の生徒である可能性が強まりそう。

石上と同じ側ということもあり得る。

学校に興味が出てきたので、特別試験で頭角を現すのがすぐかもしれない。

僕は友達が少ない 12(MFコミックス アライブシリーズ)
 

1年生


天沢 一夏

石上 京

高橋 修

八神 拓也


宇都宮 陸

椿 桜子

七瀬 翼

宝泉 和臣
引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

坂柳クラス


神室 真澄

鬼頭 隼人

坂柳 有栖

橋本 正義

山村 美紀
引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

一之瀬クラス


網倉 麻子

安藤 紗代

一之瀬 帆波

神崎 隆二

小橋 夢

柴田 颯

白波 千尋

姫野 ユキ

南方 こずえ
引用元 ©衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会/ようこそ実力至上主義の教室へ/トモセシュンサク/MF文庫

龍園クラス


石崎 大地

伊吹 澪

葛城 康平

金田 悟

小橋 夢

椎名 ひより

時任 裕也

西野 武子

藪 菜々美

山下 紗希

龍園 翔

山田 アルベルト
引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

堀北クラス


綾小路 清隆

池 寛治

小野寺 かや乃

軽井沢 恵

櫛田 桔梗

高円寺 六助

(佐倉 愛理)

佐藤 麻耶

篠原 さつき

須藤 健

長谷部 波瑠加

平田 洋介

堀北 鈴音

松下 千秋

三宅 明人

幸村 輝彦

王 美雨
引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

3年生


朝比奈 なずな

南雲 雅

桐山 生叶

鬼龍院 楓花
引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

卒業生・教員


橘 茜

堀北 学

真嶋 智也

星乃宮 知恵

坂上 数馬

茶柱 佐枝

司馬 克典

月城
引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

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