よう実の主人公であり、1年生編を終えた今でも能力の底が知れない。
ホワイトルームの最高傑作と言われているが、綾小路は高度育成高等学校に来てからも成長しているように見える。
当初は友人が少なかったが、今や綾小路の周りには多くの生徒が集まっている。
アニメだけの人には謎の多い主人公だと思うが、1年生編が終わり、2年生編になるとだんだんと人物像が変わってくる。
入学当初
よう実の始まりの1年生の1巻と2巻では、普通の高校生主人公という感じで今の暗い面や、鋭い洞察力を持つ面は、ほとんど見せていなかった。
クラスでは影が薄い方で目立たないが、青春を謳歌しようという気持ちはあり、必死にクラスに打ち解けていこうとしていた。
友人を作ることに慣れていないのか、四苦八苦する場面が度々あったり、常識というものを明らかに知らない様子だった。
しかしそれらの姿は、ホワイトルームから出てきてすぐの不慣れからきていることが分かる。
徐々に実力を見せ始める

1巻や2巻では暗いが少し頭の切れる高校生だったが、初の特別試験である無人島で真価を発揮する。
他クラスの強力なリーダーたちを出し抜いて、落ちこぼれと思われていたDクラスを裏で勝利に導いた。
そして、クラスでリーダーの才覚を現し始めていた堀北に協力し、上のクラスを目指すことに。
時にはほとんど試験に手を出さないこともあるが、裏で少し動いただけで状況が一変して勝利に導くこともあり、とにかくかっこいい!
裏で事を進めていても優秀な生徒にはそれを見破られ、他クラス・他学年のリーダーと協力や駆け引きをすることもあり、後半になるにつれ面白くなっていく。
綾小路の過去
物語の前半ではなぜ綾小路はこんなにも優秀で冷徹なのかと、とにかく謎が多いが、ホワイトルームという存在の登場と父親の訪問によって謎が大きく進展する。
綾小路の父親は清隆をホワイトルームの指導者にするために教育していたが、想定外の事態で脱走してしまい、引き戻そうとするが失敗に終わる。
2人の話からすると綾小路父はとてつもない権力者だったが、今は少し勢いを失ったという感じだった。
このことから恐らく政治家だと思われる。
ホワイトルームは生まれた瞬間から始まっており、幼いころから厳しいカリキュラムが組まれているため、それについていけずに脱落者が多く出ているらしい。
そのカリキュラムをすべて過去最高得点でクリアしたのが綾小路 清隆だということのようだ。
ホワイトルームに入れられる子供がどんな境遇なのかが非常に気になる。
綾小路の実力
自分の実力を出したくない綾小路が活躍する場面は極めて限られているが、それでも特別試験ではその一部を発揮している。
- 体育祭
- 龍園たちと屋上で
- 学年末試験
- 2年生1学期試験
- 第二次無人島試験
- 満場一致特別試験
これらの試験では特によくその実力が分かる。
体育祭

リレーでトラブルによって欠員が生じて、綾小路がアンカーを走ることとなる。
アンカーは南雲や堀北学などの学年を代表する猛者たちが務めていて、綾小路は目立たない存在だった。
しかし、堀北学と本気の勝負をすることとなり一気に状況は変わる。
お互いほぼ同じスピードで駆け抜けて行き、見ていた生徒を驚かせた。
この場面は普段クールな2人がアツい戦いをするのでとても興奮出来るので好きだ。
これがきっかけで同じクラスの佐藤 麻耶から好意を持たれることになる。
屋上での一件

Dクラスの誰かが堀北を裏からサポートしていて、龍園がその誰かを叩き潰すために軽井沢を使う。
冷徹な綾小路は助けに行かず、見捨てるかと思いきや武闘派の龍園グループと対決することになる。
ここでは単純な力ではなく格闘技術の高さがよく分かる。
1年生編で一番盛り上がったと言っても過言ではない。
アニメでの描かれ方もとても迫力があった!
合同合宿
ここでの活躍は他と比べると少ないが、注目すべき点もある。
誰にも見られていない座禅の試験で満点を狙いに行っているところだ。
つまり、人目が少ないところでは全力を出すことがこれからもあるということだろう。
学年末試験

クラス内投票で運良く?悪く?一度退学を無効にできるプロテクトポイントを得たことで、リーダーである司令塔になってしまう。
司令塔は部分的に試験に介入できる役目なので、他クラスのリーダーと戦う重要な役目。
Aクラスが提示したフラッシュ暗算の時に松下のサポートとして参加した綾小路は、最も難しい最終問題を回答して、見事正解する。
学年で優秀だと思われている葛城ですらも解けない問題と解いたことで他クラスの教師と、参加した松下たちに強烈な印象を与えた。
2年生1学期試験
ホワイトルーム生とペアを組んだら一発アウトな試験で、問題児の宝泉と組んだ綾小路は一教科を本気で取り組んだ。
その理由は、堀北が春休みに綾小路の実力を確かめるために勝負を仕掛けたことだった。
特別試験の概要が説明されると、一教科の点数の高かった方が勝ちというルールが決まる。
勝った方は相手に一つ命令できる。
教科は数学が選択され、そのテストで綾小路は満点を取ってしまう。
そのテストの難易度はとても高く、大学レベルの問題が含まれていたため、綾小路以外は満点を取れていなかった。
そのことで、一気に綾小路の評判が全校に広まる。
これが後に
オレはこの先出し惜しみするつもりはない。
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編1巻より
につながっていくのだろう。
ついに移籍をするのか!?

体育祭、文化祭、修学旅行などの行事を重ねる中で、クラスを成長させ、自分の存在を薄くするために行動していた。
綾小路グループからフェードアウトし、体育祭では自分抜きでクラスがまとまり結果を残せるように当日は欠席して、坂柳とよろしくやっていた 笑
坂柳に自分の考えていることをあえて周知させ、他人に話さないことと邪魔をしないことを約束させる。
ときおり堀北と会話しているときに、「自分なしで」や「お前の前に立ちふさがる」など同じクラスにいるつもりならば絶対に出ないことを思っている。
修学旅行の最後の夜に1人でたたずむ一之瀬に寄り添って(見ようによっては浮気にも見える)、これから支えていくようにも取れる言葉を伝える。
まとめ
他クラスへの人脈も広がり、どんどん複雑になっていくなかで、今後どのように立ち回っていくかが楽しみ。
綾小路は堀北学と春休みに話してから、大きく考え方が変わったように感じる。
そして、南雲との対決や、龍園からのリベンジマッチが今後の見どころになりそう。
坂柳に借りを作ったことで、1年生最終試験のように再び対決することは確実なので、坂柳との関係が果たしてどうなるか。
茶柱や堀北を含めたクラス全体の成長をほぼ完了し、堀北クラスはとても強力なので、いつクラス移動するのか、どこに行くのかが気になるところ。
ホワイトルーム生を自分の手を汚さずに処理をし、学校に脅威がほとんどなくなったので、1年生編のような綾小路が再び見ることができるかも!
軽井沢のことは気がかりだが、ヒロインたちとの絡みにも目が離せない。
クラスを移動して、一之瀬を支えていく綾小路が早く見たい。
(0巻がまだあるかは分かりません)
1年生
坂柳クラス
一之瀬クラス
![]() 網倉 麻子 | ![]() 安藤 紗代 | ![]() 一之瀬 帆波 |
![]() 神崎 隆二 | ![]() 小橋 夢 | ![]() 柴田 颯 |
![]() 白波 千尋 | ![]() 姫野 ユキ | ![]() 南方 こずえ |
龍園クラス
堀北クラス
![]() 綾小路 清隆 | ![]() 池 寛治 | ![]() 小野寺 かや乃 |
![]() 軽井沢 恵 | ![]() 櫛田 桔梗 | ![]() 高円寺 六助 |
![]() (佐倉 愛理) | ![]() 佐藤 麻耶 | ![]() 篠原 さつき |
![]() 須藤 健 | ![]() 長谷部 波瑠加 | ![]() 平田 洋介 |
![]() 堀北 鈴音 | ![]() 松下 千秋 | ![]() 三宅 明人 |
![]() 幸村 輝彦 | ![]() 王 美雨 |
3年生
卒業生・教員
![]() 橘 茜 | ![]() 堀北 学 | |
![]() 真嶋 智也 | ![]() 星乃宮 知恵 | ![]() 坂上 数馬 |
![]() 茶柱 佐枝 | ![]() 司馬 克典 | ![]() 月城 |
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