1年生編の初期から登場し、綾小路達のDクラスに協力的だったが、どこか怪しいところのある神崎をまとめていく。
謎が多く、正体に迫れるヒントもあるがどこか決定打に欠ける感じだ。
キャラ詳細
最底辺に位置していたDクラスを龍園の冤罪から、一之瀬と共に助けようとしたところが初登場だった。
寡黙ではあるがクラスのリーダーの一之瀬を手助けする参謀として、最初から優秀さが垣間見えていた。
まさに、初期の綾小路と重ねてしまうような印象。
しかし、一之瀬が神崎から聞いたという
力を持っていながら、それを使わないのは、愚か者のすることだ
ようこそ実力至上主義の教室へ1年生編2巻より
言葉から、ホワイトルーム生の疑惑が浮上する。
その言葉はまさに綾小路の父親が口にしていたからだ。
この発言から、一時期は神崎は綾小路父が派遣したホワイトルーム生なのではないかや、早期に脱落した元ホワイトルーム生という説が浮上していた。

綾小路の手前にいる子の髪色は神崎と似ていると思う。
それとどことなく顔つきも近いような?
これだけでは決めることはできないが、そんな設定があるならばアニメのこの部分は注目しなければ!
しかし、1年生編で綾小路に目立った接触をしなかったことや、2年生編に入ってホワイトルーム生が派遣されても行動を起こさず、石神に警戒心を抱くなどホワイトルーム側の人間とは思えない場面が多くある。
1年生編での登場
まずは、龍園による冤罪事件から須藤を助けるために動いていた綾小路・堀北と情報収集で協力したことだろう。
その時は一方的に助けていただけで狙いのようなものはなかった。
ここは流石一之瀬クラスの参謀というところだろう。
自分のクラスも龍園に狙われたこともあり、賢い神崎ならこの時から協力の可能性を考えていそうだ。
そして初の特別試験である第一次無人島試験では、正式に同盟が成立する。
目立った協力はなかったが、お互いに対立しないようにしており、その同盟によってDクラスはBクラスの相手をしなくてよくなったので、躍進の一因でもあるだろう。
また、少しだが混合試験での風呂場で綾小路と会話をしていた。(Tレックスの会話の前 笑)
春休みには龍園・橋本と密会をしており、今後にこのメンバーで何か行動しそうな予感。
2年生になり行動を始める
綾小路が学年で唯一筆記試験で満点を取り、学年全体と同じく警戒を強める。
そして、今のままのクラスを心配し綾小路を頼る場面もあった。
記憶が少しあいまいだが、無人島試験に最初は単独参加だったことから、個としての優秀さをうかがえる。
最終的には坂柳グループに吸収されていたと思う。
長い無人島試験が終わり、豪華客船では堀北との会話シーンが印象的だった。
いつもは口数の少ない神崎が石神についてだけは、食いついてくる姿は珍しかった。
1つだけ忠告しておく。石上にはこれ以上かかわるな
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編4.5巻より
と堀北に忠告したことにはかなり驚いた。
そして堀北が警戒すべき1年生はいるかと質問すると
1年生で気に留めるべきは、石上くらいなものだ
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編4.5巻より
と断言することにも驚かされた。
宝泉や椿を差し置いて、石上だけだと思うのには相当な根拠がありそう。

そして満場一致特別試験で今まで静かだった神崎がクラスメイトにこのまま良いかを問いかけるが、結果は得られなかった。
ちょっと待ってくれ・・・・・・。確かに俺たちなら反対による満場一致を成立させることはいつでも出来ることなのかも知れない。しかし本当にクラスメイトを守る選択を選び続けること、それが正しいことだと確実に言えるのか?
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編5巻より
これまで冷静な姿勢を貫いてきた神崎がここまでクラスを変えるために行動したことは、失敗に終わったが、試験を重ねるごとにクラスの意見も少しずつ変わっていきそうだ。
神崎の正体を考察
ここまででも謎が多い神崎だが、自分なりに神崎は何者なのかを考察しようと思う。
綾小路父の口癖を知っていることは偶然だとは思えない。
かつ、正体不明だが高育側であろう石神を知っているとなると、坂柳理事長のように綾小路父のことを知っているが、ホワイトルームには反対側の人間ということになりそうだ。
例えば、神崎の親が元々は綾小路父のもとで働いていたが、ホワイトルームの理念に賛同できず坂柳理事長のように分裂し、その親から「力を持つ者は~」の口癖が映ったと考えている。
そして、石神とは坂柳理事長の関係でつながりがあったと思っている。
それらが正しいとすれば、石神と神崎はホワイトルームとは別の第3の教育機関の出身者ということになるだろう。
クラスの変革へと動く
ついにDクラスに転落してしまった一之瀬クラスの現状に不満を持ちながらも、行動に移さないでいたところに、綾小路からの提案があった。
綾小路は前々から考えていた姫野と神崎を会わせて、クラスを少しずつ変えていくように促す。
一之瀬の考え方を変えようとするのではなく、あくまで一之瀬の周りから変革していくことに。
ひとまずは神崎・姫野で同士を探していくようなので、どのようにクラスが動くのだろうか。
独白で見えてきたこと
2年生編8巻の独白で、神崎が「力を持っていながらそれを使わないのは愚か者のすることだ」と口にした理由が明かされる。
幼少期に子供のいさかいについて考えを巡らせていた神崎に、後ろにいた大人が口にした言葉だった。
助ける力を持っていないのなら、逃げることも無視するのもいいだろう。しかし、力を持っていながらそれを使わないのは愚か者のすることだ。
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編8巻より
この言葉を口にした人物の名前は明かされていないが
綾小路……。本当に、縁とは不思議なものだ。
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編8巻より
と明かしているので、その人物の姓は綾小路であったと思われる。
どうやらよう実2期のBluelay・DVD1巻の特典のようこそ実力至上主義の教室へ0巻に綾小路の母親も登場するようなので、綾小路の母親の可能性が高い。
「仲間だからという理由だけで、嘘を非難することなく守った。」と口にした子供は石神だったのではないだろうか。
神崎の2年生編4.5巻での説明とも合致する。
綾小路の母親と石上の関係も気になってくるため、神崎はキーマンになりそうな予感。
まとめ
神崎エンジニアはびっくりした 笑
そして坂柳と面識があったことも意外だった。
財界や政界に関係する生徒があと2,3人出てきても驚かないので、隠れているだけでいるのかもしれない。
高円寺との面識もありそう。
1年生
坂柳クラス
一之瀬クラス
![]() 網倉 麻子 | ![]() 安藤 紗代 | ![]() 一之瀬 帆波 |
![]() 神崎 隆二 | ![]() 小橋 夢 | ![]() 柴田 颯 |
![]() 白波 千尋 | ![]() 姫野 ユキ | ![]() 南方 こずえ |
龍園クラス
堀北クラス
![]() 綾小路 清隆 | ![]() 池 寛治 | ![]() 小野寺 かや乃 |
![]() 軽井沢 恵 | ![]() 櫛田 桔梗 | ![]() 高円寺 六助 |
![]() (佐倉 愛理) | ![]() 佐藤 麻耶 | ![]() 篠原 さつき |
![]() 須藤 健 | ![]() 長谷部 波瑠加 | ![]() 平田 洋介 |
![]() 堀北 鈴音 | ![]() 松下 千秋 | ![]() 三宅 明人 |
![]() 幸村 輝彦 | ![]() 王 美雨 |
3年生
卒業生・教員
![]() 橘 茜 | ![]() 堀北 学 | |
![]() 真嶋 智也 | ![]() 星乃宮 知恵 | ![]() 坂上 数馬 |
![]() 茶柱 佐枝 | ![]() 司馬 克典 | ![]() 月城 |
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