2年生編になって、入学当初にもかかわらず堂々として、綾小路たちと関わっていたので、ホワイトルーム生の疑惑が一番強かったが、今では可愛い後輩で綾小路の手駒になった七瀬についてまとめていく!
2年生の教室の前での出会い
綾小路が新入生の中からホワイトルーム生を探し始めてすぐに、宝泉といういかにも不良という生徒が2年Dクラスの前に現れる。
そこで付き添いのようにいたのが、七瀬だった。
宝泉が上級生とむやみに争わないように、制止していたのをみて只者じゃない生徒ということはなんとなく分かった。
状況を瞬時に判断できるところなど、怪しいなとこの時は思っていた。
宝泉と同じクラスというだけでなく、認められていることも気になっていた。
七瀬との協力
綾小路が、パートナーを決めるために前を歩く1年生の女子に声をかけようとしていると、後ろから七瀬が現れた。
二人で特別試験のパートナーの話をしているとき、綾小路がDクラス同士の協力を提案する。
もしよかったら、Dクラス同士協力し合って適切なパートナーを探し合わないか?
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編1巻より
どうやら、七瀬個人は協力したいようだったが、クラス全体となると決めかねていたようだった。
ここは少し意外だった。 宝泉に認められているようだったし、クラスのナンバー2だと思っていたから即決するものと思っていた。
この後に、興味深い発言がある。
七瀬が暴力を肯定するか、否定するかを質問して綾小路は肯定すると答えた。
ここは今までの綾小路を知っていれば、そうだよねとなる。
そして、返すように綾小路が同じ質問を七瀬に問いかける
すると
私もどちらかと言えば肯定派です
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編1巻より
この言葉を聞いたときかなり驚いた。
高校1年生女子が暴力を肯定することは早々ないのでは?
それと同時に、ホワイトルーム生ならば暴力に臆することなく、なんなら使用するくらいたやすいはずなので疑いが強くなった。
しかし刺客ならば、標的の綾小路の前でそれを言うと警戒されてしまうので、それを口にしたことに混乱した。
図書館での疑惑
Dクラス同士の協力のために、宝泉を説き伏せようと作戦会議をして話し合いが終わったタイミングで、堀北が席を外す。
そして、2人きりになったタイミングで七瀬の態度が少し変わる。
はい。私は綾小路先輩が邪悪で薄汚い人なのではないか、そう思っています
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編1巻より
と切り出す。
入学して間もないのに、それほど綾小路のことを知っていることが謎だった。
後に月城が情報を与えたことでそのようなイメージを持ったことが分かったが、薄汚いなんて言える胆力がすごい。
この思い切りの良さは、味方になったら信頼できる。
宝泉との対決に止めに入る
綾小路退学のための作戦に協力していた七瀬だが、ナイフを持ち出す宝泉の前に止めに入る。
宝泉がナイフを出した目的は、綾小路を刺すためではなく自分を刺し、その罪を綾小路にかぶせて退学にさせるというものだった。
潤沢な資金を得るためとはいえ、自分で大けがをする選択肢を取るなんて、頭のねじが飛んでいる…
結局綾小路にその作戦は防がれ、宝泉が退散した後に七瀬は宝泉に協力した理由について
ボクには・・・・・・綾小路先輩がこの学校に相応しい人だとは思えなかったからです
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編1巻より
とまたも意味ありげなことを口にする。
ホワイトルーム生ではないとは言え、綾小路の退学を狙っているのなら、このような発言は不利になるとしか言えない。
そこが未熟ということだろうと思う。
というか、この時点では「ボク」という一人称に強い違和感を覚えていた。
天沢と宝泉と
無人島試験でのグループ決めのために、宝泉が招集した天沢が現れて、3人での話し合いが行われた。
宝泉は無人島試験のためと言いながら、実は美女二人と過ごしたかったのでは?と疑ってしまった(笑)
さらに、天沢の宝泉に対する「パンツ見たい?」も女子としてはぶっ飛んでるな(笑)と思った。
その2人に囲まれていると七瀬は本当に優等生だなと分かる。
天沢に挑発されて、ビンタをされそうになり、腕を掴み取るところは女子とは言え、高い身体能力を感じさせられた。
無人島で綾小路に付き添う
1巻で綾小路と険悪なまま別れたのにも関わらず、グループから離れてしまったという理由にもならない理由で綾小路と行動することになる。
その後は怪しい行動・言動はなく、綾小路に同行したが、1週間が過ぎたころに態度が急変した。
幼馴染が犠牲になったことの腹いせに綾小路を退学させようと、格闘戦を繰り広げるが、及ばずに敗北する。
月城が用意した刺客ではあったが、とても脅威であったとは言えなかった。
敵視から協力へ
綾小路に敗北し、恨みの原因を聞いて疑いが晴れると、一転して協力的になる。
怪しい足跡について調べるために綾小路と離れて行動し、宝泉と合流する。
宝泉は賞金首である綾小路をまだ狙っていて、黒幕である椿桜子と連絡を取っていた。
これまでの失態を取り戻すために、綾小路に協力する七瀬としては放置することはできないので、得た情報を綾小路に伝えた。
個人的に面白かったのは、七瀬が宝泉に綾小路と戦って敗北したことを伝えたときのことだ。
宝泉が
胸はデカい癖に、頭の方はまるでダメだな
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編4巻より
という問題発言をする。
綾小路は一之瀬の胸の大きさにも動揺していたので、それを使えば勝てたのではないだろうか?(笑)
というか、宝泉が胸に興味を持っていたのが意外だった。 宝泉はゴリラではなく人間ということがここで分かった。
自分はもしかして宝泉は、七瀬のことが好きなのではないか?と妄想している(笑)
それに対して七瀬は
胸の大きさと頭の関係性がイマイチ分からないのですが
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編4巻より
と返す。
どこまでも天然だな、と思うと同時に一之瀬と似ていると感じた。
豪華客船で
綾小路を守るために1日一回接触していた。
その時に綾小路と話す態度が、可愛くて綾小路のことを好きなのではないかと思ってしまった。
小宮・木下を襲った犯人を捜す龍園ら上級生に疑いをかけられながらも、凛とした態度で向き合って言動からは学力Bなだけあって頭の回転が速かった。
犯人捜しのために、龍園との協力をしていくこともあり得そう。
再び怪しくなってくる
無人島で綾小路と一戦を交えた後は、忠実に綾小路に従い、一般生徒であると思われていた七瀬だったが、綾小路の指摘でまた見え方が変わってきた。
七瀬が天沢のことを警戒はしても、修学旅行の危険性を忠告しないのは、確かに違和感があった。
そして、もともと月城は退学させる気がないという可能性も出てきたので、七瀬の立ち位置が分からなくなった。
ホワイトルーム生ではないような気がするが、綾小路を守る、もしくはサポートする役目というのはしっくりくる。
そうなってくると、松雄の件の信ぴょう性が怪しくなってくる。
まとめ
七瀬は綾小路のよい協力者になり、登場が増えそうなので可愛くて天然なところをたくさん見えそう!
1年生には綾小路と親しい生徒がいないので、情報提供をするために七瀬から1年生の協力者が増えることを期待したい!!
宝泉ではなく七瀬がクラスのリーダーになれば、堀北クラスとの関係がより一層強まりそうな気がする。
そして、七瀬は本当は何者なのかが気になってきた。
1年生
坂柳クラス
一之瀬クラス
網倉 麻子 | 安藤 紗代 | 一之瀬 帆波 |
神崎 隆二 | 小橋 夢 | 柴田 颯 |
白波 千尋 | 姫野 ユキ | 南方 こずえ |
龍園クラス
堀北クラス
綾小路 清隆 | 池 寛治 | 小野寺 かや乃 |
軽井沢 恵 | 櫛田 桔梗 | 高円寺 六助 |
(佐倉 愛理) | 佐藤 麻耶 | 篠原 さつき |
須藤 健 | 長谷部 波瑠加 | 平田 洋介 |
堀北 鈴音 | 松下 千秋 | 三宅 明人 |
幸村 輝彦 | 王 美雨 |
3年生
卒業生・教員
橘 茜 | 堀北 学 | |
真嶋 智也 | 星乃宮 知恵 | 坂上 数馬 |
茶柱 佐枝 | 司馬 克典 | 月城 |
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