2年生編も半分ほどが過ぎて、かなり盛り上がってきた。
そして5巻で2学期の行事が公開されたので、去年のことも踏まえてどんな体育祭になるのかを予想していく!
体育祭
次の巻で行われるであろう体育祭について考えていく。
ルールは多少異なるようだが、大枠は同じなので予想することはある程度簡単そうだ。
全校が2分されてチームが編成されるため、どんなチーム構成になるのかが勝負の鍵であり、注目ポイント。
1年生
天沢&石神クラス&宝泉&七瀬クラス VS 八神クラス&宇都宮&椿クラス
一年生も他学年に負けず劣らず濃い戦いを繰り広げそう。
団体戦ということもあり、Aクラスのリーダーで信頼の厚い石神の登場が期待できる。
口絵での登場もあるのではないだろうか? 綾小路似のイケメンと予想しておく!
無人島で七瀬と天沢には因縁があるが、同じグループということでひと悶着ありそうだ。
宝泉はあまり重要なキャラではなくなったので、今回の試験の退学候補の一人になりそう。
また、こちらも無人島で絡みのあった八神と椿・宇都宮グループ。
協力関係にあったとはいえ、椿は不満を募らせていたので、主導権を握ろうとしてくるかもしれない。
椿の本性や隠してきた身体能力や洞察力が発揮されることに期待したい。
2年生
去年のグループ分けは
坂柳クラス&堀北クラス VS 一之瀬クラス&龍園クラス
だった。 つまり、Aクラス&Dクラス VS Bクラス&Cクラスというバランスの良いチーム編成。
今年も高確率でそうなると思われる。
そして、2年生は大きく順位が入れ替わっているので
坂柳クラス&龍園クラス VS 堀北クラス&一之瀬クラス
となる。 2年生になってからの坂柳と龍園は敵対することが多かったが、ここにきて同じチームというのは面白い。
坂柳は龍園に興味を抱いているが、龍園は足並みを合わせなさそう(笑)
無人島での約束は同じグループなので果たされる可能性は低いが、2人の会話で内容が明かされることはありえる。
この2クラスは独裁に近い状態なので、どちらの支持を優先するのかで揉めることがあるだろうと思う。
堀北&一之瀬は一年前も別のチームだったが、同盟関係だったこともあり、バチバチやりあうことは無かった。
しかし今年は同盟を撤廃した状態での協力が求められ、しかも2クラスの立場がD→B・B→Cと逆転しているので良い状態で体育祭に挑めるかは怪しい。
もし綾小路が参加するならば、一之瀬は軽井沢と付き合った綾小路と関わることが難しくなるだろう。
綾小路側からすれば、移籍のための布石を打っておくのに最適な機会だろうから、一之瀬クラスとの協力関係を強化する方向に動きそう。
Bクラスは唯一の退学者を出し、クラスの雰囲気が悪いので他クラスとの連携は不安が残る。
前回の試験を引きずらなければ、堀北と一之瀬はよいタッグで2年生の78人をまとめることができそう。
3年生
3年生も同じようなグループ分けなので
南雲クラス&Dクラス VS 桐山・鬼龍院クラス&Cクラス
3年生は南雲の指示で動いて南雲率いるA&Dクラスの側が勝つように誘導することは想像に難くない。
だが、鬼龍院が留年を狙うならばAクラスでの卒業もしくは2000万ポイントが必要になるが、南雲に従っていてはそれを実現することは不可能である。
例外として南雲の提唱する「個人による実力主義」に従ってAクラスへ行く方法もある。
鬼龍院の実力ならそれは容易いだろうが、性格的にそうはならないだろうし、なってほしくもない。
綾小路が南雲を全校生徒の前で打ち負かし、この体育祭を機に桐山も南雲に従うことをやめて、鬼龍院と協力して打倒Aを目指すことになればアツい展開になると思う。 (元Aクラスなので潜在能力は高いはず)
C,Dクラスはこれまでと同じく登場はほぼないだろう。
総力戦
グループ1 1年 天沢&石神クラス&宝泉&七瀬クラス 2年 坂柳クラス&龍園クラス 3年 南雲クラス&3年Dクラス グループ2 1年 八神クラス&宇都宮&椿クラス 2年 堀北クラス&一之瀬クラス 3年 桐山・鬼龍院クラス&3年Cクラス
全学年合わせると、このような組み合わせになる。
グループ1には我が強いリーダーが多くまとまるので大変そうだ。
南雲は自分が一番だと思っているので、「俺についてこい」と掌握しようとするだろうが、他学年の主要キャラで宝泉・天沢の暴力コンビがいて、他人の下にはつかない坂柳・龍園がいるので、活躍できないどころか恥をかくことにさえなりそう。
坂柳は天沢にケンカを売っているので、そこも足並みをそろえるのは難しい。
団結力が圧倒的に欠けるこのグループが勝つには、グループ2も含めて3年生全員が協力してやっと勝てるかどうかという感じだろう。
それに比べてグループ2は比較的結束が強そう。
表向きは八神は優等生なので、他学年との交流は問題なさそうだし、 堀北・一之瀬タッグはバランスが良いし、桐山は事を荒立てるのを嫌うから、学年を超えての団結は問題ない。
登場当初は高円寺並の変人と思われていた鬼龍院は、意外にも常識があり綾小路に協力しているので、問題は天邪鬼になった高円寺くらいのもの。
無人島以来の夢のタッグ、綾小路&鬼龍院をどこかで見ることになるかもしれない。 期待しておこう。
さらに、やる気を出した高円寺と鬼龍院の共闘も見てみたい。
似た者同士の2人が無双したら、グループ2の圧勝だろう。
まとめ
他学年のキャラの登場が増えたことで、1年生編よりも濃い内容の体育祭が展開されることは間違いないが、一巻ですべてを描き終えられるのかは心配。
一つ一つの出来事を細かく描いてほしいが、キャラが増えてくると難しいように感じる。
実際、無人島でも他のグループの動きがピックアップされることはほとんどなかった。
随分と前になるが、南雲が生徒会長になった時に、「これを機に高度育成高等学校から退学者が続出する」というニュアンスのことが書いてあった。
南雲が生徒会長になってかなり経ったが、2年生編になってから分かっている退学者は1年生1人・2年生1人・3年生15人の合計17人と多くはない。
文化祭と修学旅行ではおそらく退学者が出ることは無いため、この体育祭で何人かは退学になるのだろう。
もしくは、とてつもなく多くの退学者を出すことになるのかもしれない。
無人島試験とは違い、学年を超えて協力する試験なだけあって、今まで見ることのできなかったタッグが見えることに期待している!!
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