【よう実】2年生編6巻の感想&考察 体育祭での生徒の成長と綾小路の移籍 (ネタバレ解説)

引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

↓5巻の考察はこっち

今巻も面白かった。

体育祭という一大イベントが中心になるのかと思いきや、綾小路の周りの生徒へとスポットが当てられることが多く、人間ドラマが中心だったように感じた。

よう実は人間ドラマが面白いので、個人的にはかなり好みの展開だった。

長くなったが、今回も以下にまとめていく!!

長谷部によるクラスへの復讐

今回の独白で長谷部が復讐しようとしていること、そして三宅も協力しようとしていることが明かされたところから始まり、衝撃が強かった。

体育祭もあることだし、他クラスへの情報提供などでのクラスへの反撃があるのかと思っていたが、特に動きがなく、次の巻の焦点になりそう。

クラス全体へ迷惑をかけることはしないようなので、綾小路・堀北への攻撃になるのだろうか。

体育祭の概要

・様々な種目に、生徒個人が5種目以上10種目以下参加し、点を稼ぐ

・各個人で稼いだ点数で順位が付き、個人点数の合計でクラス順位が付く

・順位付けは、男女別、学年別で行われる

・各生徒5点を持った状態でスタートする。 6種目目以降の参加は1点を消費する。

これらのルールを見ると、個人戦の色が強いのと、クラス人数が多い方が有利だということが分かる。

単純に人数の多さでは一之瀬クラスの40人が最多で、37人の坂柳クラスが最小で不利となる。

1年生編とは大きく違い、個人戦の色が強い。

それぞれの報酬

クラス別順位報酬
1位:150CP 
2位:50CP 
3位:0CP 
4位:-150CP

個人戦報酬(学年別・男女別)
1位:200万PP or クラス移動チケット(限定的) 
2位:100万PP 
3位:50万PP

この試験では、他の試験よりもクラスへの影響がとても大きいように思う。

特に4位の-150クラスポイントというのはかなりの痛手だ。

また、注目すべきは個人報酬にあるクラス移動チケットだろう。

綾小路の移籍がほぼ確定的となった中でこれを狙うのかが見ものだ。

相変わらずの南雲生徒会長

わざわざ堀北を使って、綾小路を呼び出してやることが、一之瀬との食事姿を見せつけるだけというのは、さらに小物感が増した(笑)

綾小路もそれを気に止める様子がなく、今回の体育祭で叩いてくれることを期待していたが、まだ預けのようだ。

南雲の機転・思考は本当にA+か? 笑

佐倉のポイントの使い道は?

通常、退学処分になると没収されるプライベートポイントを佐倉はなぜ満場一致試験の後に使ったのだろう?

5000ポイントというのはそこまで高額ではないため、何か高価なものは買えない。

そして、綾小路にも関係するということでただの物でないことも分かる。

綾小路に関係するということは、綾小路グループにも関係するのではないだろうか?

自分がいなくなり、今後の綾小路グループが今のような悪い雰囲気になることを予想しての行動だったのかなと思う。

もしそうなら、その5000ポイントで長谷部から復讐心をなくすことができるのではないかと考えられる。

佐倉は写真が好きだったので、綾小路グループアルバムとか手紙かなと予想している。

もしくは、長谷部の誕生日が11/5なので誕生日プレゼントかも。

綾小路による生徒の育成

前回と同じように、より今のクラスを堀北クラスにしようとしていると感じた。

特に、平田・軽井沢に対して

なら、今後は最初に話を持っていくのはオレじゃなくクラスのリーダーである堀北にしてもらいたい

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編6巻より

と言ったところからも、自分をクラスというピースから外すように動いていることが分かる。

そして、堀北にとっての櫛田の重要性についても2人に話していることから、今後のクラスのことをアドバイスしているようだった。

平田に対しても、自分に頼りすぎていると感じているようで、どこまでサポートをするのかがクラスに在籍する期間を左右しそう。

小野寺と須藤の協力

あらすじの時点で小野寺が須藤に協力を申し出ることは分かっていた。

須藤に協力を要請するときに綾小路が近くにいるのを見て、嫌な顔をしていたので、小野寺は満場一致試験のことを許していないのだろう。

ただ、須藤のことはかなり評価しているようで、2人はペアを組むことになる。 (おそらくこの時点では須藤に好意はなく、単純な実力で協力を要請したと思う)

月刊コミックアライブ  2022年4月号 (KADOKAWA)
 

茶柱の成長

満場一致試験で退学者を出す決断を自分の受け持つクラスがしたことで、茶柱も他の生徒と同じく大きく成長していた。

堀北が、佐倉を切り櫛田を残したことについて自信を持てないでいるときに、茶柱に話しかけ、今までになかったような生徒に寄り添ったアドバイスをしていた。

そして、「綾小路が不良品である」という言葉が久しぶりに出てきて、その評価が今でも変わらないということに驚かされた。

ここで言う不良品とは、学力や身体能力のことではなく学生らしさとかではないだろうか?

綾小路は完成されすぎている、それどころか生徒に教える側に回っているため、生徒としては不良品だが、教師としては優秀という意味ではないかと自分はとらえた。

意外な伏兵

堀北が櫛田をどのように学校に連れ出そうか、と悩んでいるところに伊吹が現れ、体育祭での勝負の話になる。

櫛田を学校に来させれば、堀北と勝負できるという契約をして、伊吹が乱暴な方法で櫛田に扉を開かせる場面は面白かった。

そこから伊吹を交えた交渉が始まって、時々入る横やりによっていつもの2人の会話とは違うもので新鮮だった。

部屋に招き入れた時点で櫛田は取り繕う必要がないため、素の状態で話していたことで、いつもの櫛田と大きく違い、かなり好印象だった。

これからの櫛田は、全く別のキャラとして活躍して、好感度が上がりそうだ。

頬をつねりあっている2人のイラストがかなり好き 笑

ニュータイプ  2022年11月号   (KADOKAWA)
 

綾小路と軽井沢・みーちゃん・天沢

勇気を出して、綾小路へ会いに行くみーちゃんの部屋の前に置かれていたビニール袋は、誰が置いたものだろうか?

みーちゃんが休んでいること、その理由を知っているクラスメイトによるものだろう。

以前なら、櫛田という選択もあったが今はそれはなく、気を使える生徒となると堀北くらいしか思いつかない。

あと、みーちゃんに優しいとなると高円寺という線もあるかな。

高円寺とみーちゃんはかなり良い関係を築いているようなので、紳士な高円寺が行った可能性は高い。

そして、軽井沢が髪を結ばずに恥ずかしそうに出てきた場面は、もうアレがあったってことだよね!?

ゴミについての描写も多いし 笑

堀北や平田、そしてみーちゃんとかなり聞き上手な場面が多い綾小路。

引っ込み思案なみーちゃんに対して、最初は優しく話を展開して、しかし今の問題点を的確に伝えるのは流石は綾小路という感じでよかった。

今回は2度目ということで、みーちゃんもかなり綾小路を信頼していることが分かった。

そして3度目の来訪の天沢。

登場の仕方はいつもどうりで、何やら最初から掴んでいる様子だった。

いつもいつも、どうやって決定的瞬間を狙うことができているのか不思議で仕方がない(笑)

同学年ならまだしも、他学年の情報を集めることはかなり至難の業なはず。

天沢は何が起こった後なのか分かっているようだったが、何をしに綾小路の部屋に来たのかは相変わらず謎だった。

クラス全員集合

休んでいた櫛田・長谷部・王が学校に来てクラスに一定の安定が訪れる。

みーちゃんについては説得しやすそうに思えたが、長谷部・櫛田はかなり難航すると思っていただけに意外だった。

長谷部は堀北・綾小路以外を許したという感じで、解決はしていない。

櫛田については、脆いとはいえ別の方向で復活し、開き直っていて好印象。

これからクラスに貢献しそうな予感さえする。

長谷部との話し合い

長谷部が学校に来て早々、佐倉退学を主導した2人との話し合いが始まる。

話し合いと言っても実のある話にはならず、長谷部が自分の思っていること口にして、堀北が正論で返すという展開が続く。

そこでの話し合いで長谷部の復讐心が確信に変わったようで、堀北はどのように処理するのかがリーダーの腕の見せ所。

長谷部の目が死んだイラストからは、かなり危うさを感じさせられた。

ここでの話し合いで、櫛田のことはキョーちゃんと言いかけて「櫛田さん」と言い直していたが、綾小路のことはきよぽんと呼んでいたので、関係修復の可能性が高そう。

次巻は長谷部に大きくスポットが当てられることは間違いない。

堀北と龍園

坂柳と一之瀬のクラスが無人島で手を組んだように、なんとしても坂柳率いるAクラスを倒すべく堀北は龍園へのクラス間協力を申し入れる。

↓この記事で予想していたので当たって少しうれしい!

内密な話し合いが行われるのは、カラオケルームというのは高育では基本なのだろうか?(笑)

そこに同席したのは堀北・綾小路龍園・葛城という豪華な面子。

その場の全員が綾小路の能力を知っているという珍しい状況でもあった。

冷静な葛城が話に入るとかなり話がスムーズに進み、2人は良いコンビだと思う。

そして、龍園がオレンジジュースを頼んだことに対する3人の反応が面白かった。

堀北の交渉能力が格段に上がっていて、龍園に対して一歩も引かない姿から、もうリーダーとして同格だろうと感じた。

そしてオレンジジュースの伏線が回収され、綾小路にオレンジジュースが迫るが、間一髪でよける(笑)

龍園も可愛いとこあるじゃん、と思ったがすぐに裏切られた(笑)

そのときに堀北が言った

どうして避けたの。正面から全部受け止めていれば彼の返しを封じられたのに

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編6巻より

は初期からの綾小路と堀北の関係が継続しているな、と感じた。

話し合いが膠着すると思われたが、あっさり龍園が承諾し、その場が収まる。

綾小路による別件とは?

協定を結ぶことを決めた後に、綾小路が提案した別件について考えてみようと思う。

・別件という意味は?

・ルール上問題はない

・Aクラス包囲網

次に控える文化祭について話したというのが、可能性として一番高そうだ。

今回の結果が良かったとはいえ、坂柳クラスの独走状態が続いたまま。

文化祭での協力となれば、場所取りや資金面、人材面でのリソースがあればあるだけいいので、2クラスが足りないところを補い合える戦略は有効に働きそう。

何をしてくるか分からない龍園クラスを警戒せず、味方に引き込むことによって勝率が上がることは間違いない。

となるとそこでも龍園クラス堀北クラスの部分的な協力が見えそうで楽しみが広がる。

2人の誕生日プレゼント

綾小路と軽井沢が、誕生日プレゼントを買いに来ているタイミングで石崎・アルベルトのペアと出会う。

綾小路と石崎はすっかり仲が良くなっていたので楽しい会話になるかと思いきや、軽井沢との確執は埋まっていなかった。

もうかなり前のことなので、忘れていたがそれでも石崎は謝罪をしたいようだった。

石崎は綾小路と龍園のW誕生日パーティーを提案して、軽井沢は断ると思っていたが龍園が頭を下げるならという条件で承諾する。

もしかしたら、2年生編の綾小路の誕生日は賑やかになるのかもしれない。 ぜひそうなってほしい!!

軽井沢が綾小路グループが崩壊して、友達の心配をしているところも好き。

佐藤に接触した1年生

佐藤が綾小路・軽井沢カップルを見て女子トイレの前に逃げてきたときに話しかけてきた1年生が気になった。

口調、そして綾小路関連ということで八神拓也だと思っていた。

だが、一人称が書かれていないところが気になるポイントだ。

いつもの八神ならと言いうところも一人称がなかったので、八神と思わせるミスリードだろう。

女子トイレの前というところから、女子である方が自然だ。

そして自分の部屋に誘っていることから、同性の可能性が高い。

となると、言葉遣いと1年生で綾小路に執着している女子となると、椿桜子が思いつく。

これかでの椿の行動から、ホワイトルーム6期生である可能性が高い。

椿の行動を見ると、石神のように綾小路の手助けをする可能性はかなり低い。

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編1 (MFコミックス)    
 

南雲と鬼龍院の会話

南雲は運動神経も良く、活躍していたところに鬼龍院が話しかけていた。

ここでの会話で、鬼龍院は5種目以上は出場しないつもりのようで意外だった。

鬼龍院は留年を狙っていると思っていただけに、高額報酬を狙うことがなかったことが残念だった。

鬼龍院の無双が見たかった。

そして、南雲の儚げな挿絵があり、綾小路と戦うことはあきらめたようだ。

そして綾小路と同学年の生徒を退学させることを匂わせる、物騒な発言をする。

逃げた代償は他のヤツに払ってもらうしかない。そうだろ?

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編6巻より

この発言はいつぞやの、南雲が生徒会長になり、未曾有の退学者を出すことになるということの始まりなのだと分かる。

自分が原因を作ったことで、綾小路は学年を守る方向に動くのか、見捨てるのかは今の時点では分からない。

だが、2年生 VS 3年生という構図はぜひ見てみたい。

その時、一之瀬はどちら側につくのかや、堀北は生徒会とどのように関わっていくのかが気になる。

須藤と小野寺のペア

2年生でダントツの成績を収めている2人の最後の競技がテニスで、なんと相手が宝泉だった。

宝泉のいたぶりたい性格が出て、多少小野寺がけがを負ったが、勝利に終わる。

ここの宝泉を見て、そろそろ出番がなくなってきて、そろそろ退学もあるなと感じた。

試合終了後に須藤は堀北のことを探すが、小野寺は複雑な様子。

共に多くの競技を戦って、終了後に好意を感じたのだろうか。

堀北よりも、小野寺の方が須藤と似ており、この2人の相性はよさそう。

体育祭を休んだ2人

発売前に公開された口絵で分かっていたことだが、綾小路の部屋に坂柳が来て、モンブランを食べさせる場面があった。

軽井沢が見たら、顔を赤くして怒りそうな展開。

いつもの聡明な坂柳とは違う可愛さがあり、綾小路と2人きりの時の坂柳が結構好き(笑)

そして、いつも冷戦沈着な坂柳が綾小路に突き飛ばされ、状況を理解できていないのも新鮮だった。

特別授業とは?

坂柳が綾小路が今後しようとしていることに気付き、綾小路が口封じをする。

ただ、綾小路は意図的に気付かせたのだろう。

ここで坂柳にだけ、自分の計画を周知させ、今後に協力を要請することになりそうだ。

そして、詳しく書かれなかった衝撃的な特別試験とはなんだろうか。

・犯罪にもなりうる?

・秘密を共有する(お互いに不利になる)

・綾小路の携帯を持つ行動

・首筋の襟元に手を近づける
↓
・ベットに10秒だけ入る

・写真の選定、処分

ここから分かることは、あたかもイケない行為があったような画像を残すことだろう。

その画像には2人の姿がしっかりと映っている、少々はだけた姿が映っているのだと思う。

そして、携帯を投げ捨てているのでキスくらいはしていると思う。

綾小路は坂柳の好意に気付いていて、キスをすることにより報酬を与えて「合意の上」「秘密」を共有したのだろう。

この画像を使って、軽井沢と別れる材料にするのかな。

というか、特別試験って(笑)もっと言い方あるだろ!

チャイムの相手

綾小路が坂柳と誤解されかねない行為をしているタイミングでの、チャイムの相手は誰か。

ずいぶん前に綾小路に電話をしていた相手、そしてその人物曰く、でも味方でもないということ。

ここで思い当たるのは、石神京くらいだ。

その人物が言った

月城を排除して、あとはホワイトルーム生を排除すれば平穏が戻ってくる。そんな勘違いをしているんじゃないかと思って助言に来た。

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編6巻より

この言葉が、気になって仕方がない。

その言葉が、ホワイトルーム関係がひと段落した後の、よう実の主軸になりそう。

現時点で、ホワイトルーム生と綾小路父以外の脅威の存在は明かされていないので想像もつかない。

まさか、南雲というわけでもないだろうし。

あと、なぜ2年生の寮に入れたのか。

石神は神崎と面識があるということなので、神崎の部屋に最初から潜んでいた線を考えているが、案外裏口とかかもしれない。

・綾小路の存在が悪影響を及ぼしている

・坂柳はその人物とかなり以前にあったことがある

ということで謎が深まった。

石神は坂柳理事長側の人間なのかと思った。

そうすれば、入学前に高育に出入りしていたことにも納得がいく。

綾小路に電話をしたのもその人物だと分かったが、どんなことを話そうとしていたのかは気になる。

その時点から月城やホワイトルーム生の派遣が決まっており、その警告というところだろうか。

ホワイトルーム側が2人送り込んでいるので、坂柳理事長の側も複数人送り込んでいてもおかしくはないため、1年の中に石神の仲間がいるかも。

天沢・八神のホワイトルーム側をよく思っておらず、綾小路に助言に来ているので高育の秩序を守るために、綾小路の味方をする可能性は高い。

移籍の確定

これまで多くの伏線があった綾小路がクラス移動をする意思があることが明言される。

そして、堀北に自分は倒されたいが、その気持ちには矛盾があることも。

この書き方だと綾小路 VS 堀北クラスの展開がありそうだが、どこかのクラスに入らねばならない、そして、4クラスの拮抗を望んでいるため、一之瀬のクラスへ行くことは間違いないだろう。

倒されたいという願いは、ここ最近の堀北が自分の思考を超えてきたあたりから、強くなっていたのだろう。

長谷部の復讐は次巻か?

独白で衝撃的だった復讐は今回は行われず、三宅との会話が最後にあった。

弓道部をやめたことで、復讐へ協力する姿勢が分かる。

長谷部の救済が綾小路の現クラスでの最後の仕事になるかも?

まとめ

今回は、かなり伏線が張られた巻で、気になることが多くあった。

佐藤に声をかけた人物
↓
挿絵からなんとなく読み取れることは
・ポケットに手を入れている?
・フードをかぶっている?
↓
椿桜子が一番可能性が高い

綾小路の部屋に警告に来た人物
↓
・坂柳と面識があった
・ホワイトルーム側ではなく、学校側の人間
↓
現時点で登場しているキャラの中では、石神京の可能性が高い
引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫
引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

体育祭ということで、綾小路の出し惜しみをしないことを期待していたが、裏工作で本気を出していたようだ。

今回ほぼ初登場の小野寺と須藤のペアがとてもよく、特別試験ではこのペアをもっと出してほしい。

綾小路が須藤にバスケでかなわないと考えていたり、天沢がバレー未経験であったことから、ホワイトルームではスポーツは重視されていないのだろうことも分かった。

無人島で険悪だった天沢・七瀬がバレーでは息があっており、仲直りしたのか?(笑)と心の中で思った。

綾小路が急に大人になった巻でもあり、今後もあのような描写はありそう。(期待しておこう)

櫛田のキャラが大きく変わったことで、当初の悪役が消え、堀北クラスはより強くなっていたので、Aクラスも間近だろう。

佐藤に接触したであろう八神の動向や、綾小路と坂柳に話しかけた人物のことは気になるポイントだった。

だが、八神も南雲と同じように小物感が出ていた。

その南雲も、綾小路狙いから2年生狙いにシフトしどんな手を使ってくるか楽しみだ。

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編6巻 (MF文庫J)
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました