ようこそ実力至上主義の今回の巻では今までの謎が解消されたとともに、さらなる謎が出てきましたね。
その、出てきた謎を見ていきたいと思います。
次の特別試験の内容は?
11年前に行われた特別試験が、次の特別試験であることが分かった。
1年生編から、教師の間で繰り返し話題になっている、茶柱の恋が原因でクラスに甚大な被害を与え、Aクラス行きの可能性もある中、Dクラスで卒業することになった試験だ。
試験は、やりようによってはとても簡単だが、人間の醜い部分が浮き彫りになる厳しい試験になるらしい。
今巻の教師たちを見ていると、次の特別試験は堀北クラス VS 一之瀬クラスになる可能性も十分あるのではないだろうか。
教師のいざこざで、生徒たちが苦しい思いをするようになるのか...
一之瀬を含め、相対するクラスに友人や恋人がいると難しい試験になることは容易に想像がつく。
真嶋先生は、星乃宮先生に一之瀬クラスならば、問題ないのでは?と言っていた。
これは、心がきれいなほど、簡単に乗り越えられるということなのだろうか?
それとも、団結力が強いほど有利ということだろうか?
白波千尋が、今巻で綾小路に負けないからねと言っていたことを思い出す。
自分の思い人を泣かされ、綾小路に敵意を抱いて特別試験に挑むことになれば、平常時なら乗り越えられる特別試験も、危うくなる可能性もありそうだ。
櫛田と八神の中学は同じか?
今回の巻で、八神拓哉がホワイトルーム生だということが分かった。
となると櫛田、八神が言っていた同じ中学という情報はフェイクということだろうか。
今回の、八神の言動を見ている限り、綾小路に自分がホワイトルーム生だとばれてもいいような感じであった。
なのにわざわざ、櫛田を使って自分を一般生徒に見せかけるかは疑問だ。
自分は違うと思っている。
天沢一夏が除名された理由
いくら天沢が指示に従わなかったとしても、ホワイトルーム側にとっては除名するメリットがないと思う。
外の世界に出て綾小路と接触した貴重なサンプルとして話を聞くなりして、情報を取りたいと考えるはずだからだ。
- 説1 高度育成高等学校での天沢の行動を常に監視することができている
この説ならば、ホワイトルームの外に出ていることでデータを取り続けることができるため有力である。
ホワイトルーム生が外部でどのように成長するのかを検証することができる。
- 説2 月城の情けで解放された
綾小路も執事の松雄の情けで、ホワイトルームから脱出し、安全な高度育成高等学校に入学したように、月城もホワイトルームでの生活に不満を持つ天沢を、自分の権限で除名にしたのではないか。
これは、上の説よりは可能性は低いと思う
石上京について
石上はAクラスのリーダーとして出てきた石神と同じ人物で単なる誤字なのかそれとも似た名前が二人いるのか。
おそらく、特徴を考えると同一人物である。(以後石上)
八神が、堀北に紙を仕込んだのは自分だと言っていた。
これは間違いない事実だろうが、石上の字もよく似ているものであった。
綾小路は今回ピアノを見事に弾いて見せた。
つまり、堀北兄との戦いでの「ピアノと書道をやっていた」発言は実際にホワイトルームで行われていたということになる。
ホワイトルーム生は達筆であることが分かる。
もしも、身体能力D-が嘘ならば彼がホワイトルーム生ということもあり得るのではないか。
綾小路によれば、ホワイトルーム生ならば体つきは意図して変えられるらしい。
綾小路のクラス移動はあるのか
前巻までを見ていると、綾小路の一之瀬クラスとの絡みも増えてきて、一之瀬クラスに移動するのではないかと思っていました。
しかし、茶柱との密会で綾小路は「茶柱も含めてクラスが1つになる必要がある」と言っていた。
そして、茶柱は「そこには綾小路も含まれる」と答えた。
そして、綾小路は「もちろん」と返す。
つまり、綾小路はこれからも当分はDクラスでやっていくことが分かる。
ならばなぜ、前巻までのイラストに一之瀬クラスの生徒が多かったのだろうか。
それは、恐らく今後の特別試験での登場回数が多くなるからと予想される。
なので、4クラスの中でも堀北クラスと一之瀬クラスの動向がピックアップされることは間違いないと思う。
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