【よう実】無人島試験の後半戦・鬼龍院の意外な行動 2年生編4巻まとめ

引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

よう実史上初の上下巻! 前回からの展開をどのように回していくのか?!

綾小路が、厳しい状況のなかで、一位を取るのを見たかったので、少し残念。

頭脳戦を期待してたけど、力押しが多かったので、ワクワク感は少なかったことが少し残念。

ネタバレは極力少なくしていますが、注意してください。

天沢一夏の独白

やはり、天沢は崇拝のホワイトルーム生だった!

どのように知ったかは分からないが、両親が優秀だったらしい。

そして、彼女自身は体外受精児だということが分かった。

ホワイトルーム生は全員、自分が一番だと思っていたので、綾小路を崇拝している存在はレアな気がする。

初めてのホワイトルーム出身の女子なので、綾小路との考え方の違いにも注目したい。

高円寺 VS 3年生

ランキングを確認できるようになり、上位10組で単独は高円寺のみ。

上位では、3年生グループが目立つが、1位の南雲に高円寺がくらいついている状況。

課題での1位獲得数はダントツで、到着ボーナスの1位の数もトップクラス!

そのことを危惧した南雲は、3年生を何十人をも動員し、高円寺を妨害しようと計画する。

これまで明かされてこなかった高円寺の強さの理由が、少しわかって、今後の活躍が期待される。

ただ、本当にショートスリーパーというだけで、あそこまでの実力を得ることができるていることに、まだ謎が隠されている気がする。

3年生の小物感がより際立った感じがした(笑)

1年生 VS 綾小路

高円寺が、3年生に妨害されている間に、1年生の中心メンバーである八神拓哉、椿桜子、宇都宮陸によって、綾小路リタイア計画が実行されようとしていた。

椿が1年生の上位にはいかないまでも、ポイントには余裕がある生徒を集め、その生徒たちを使って綾小路の指定エリアと課題を妨害する作戦を立てていた。

ここが初めて、坂柳と綾小路が協力して敵を退けているところなので、かなりアツい

さらに、1年生の隠し玉をも見破る坂柳の聡明さがさすがだった。

この2人のコンビを今後も見たいと強く思うシーンだった。

怪しい指定エリア

綾小路の指定エリアは島の北側に出る。運悪くそこには課題が出現していない。

島を進んでいっても、他の生徒とすれ違わないことに違和感を覚える綾小路。

綾小路の危機を知ってしまった一之瀬はクラスメイトを守るか、綾小路にそのことを伝えるかを悩み、最終的に、恋心を優先し、綾小路のもとへ走る。

1年生の当初は、一之瀬はかっこいいリーダーという感じだったが、今ではずいぶんと乙女になってしまった気がする。

好きな人の前でだけなのか、それとも恋をしてしまった影響なのかは分からないが、リーダーがこのような状況なのは、クラスにとってあまり良くない方向に進みそう。

他クラスに恋をしてしまった生徒がどのように特別試験を乗り越えていくのかが見どころになりそう。

月城との戦い

無人島の北に待っていたのは理事長の月城と1Dの司馬だった。

その二人と格闘戦になる。2人とも、エージェント急に強くさすがの綾小路も劣勢に追い込まれる。

そんな中、現れたのは綾小路と同じテーブルの鬼龍院だった。

鬼龍院は、高円寺のように話の通じない頭のおかしなキャラだと思っていたが、ただのかっこいいいい先輩だったことが、かなり意外だった。

相手2人がエージェント級だったこともあり、歯が立っていなかったが、争いの中に自ら飛び込んでいく姿がかっこよかった。

まとめ

期待されていた伏線回収や、頭脳戦が少なかったので残念な面もあったが、それを含めてもやはり面白かった。

今回の無人島サバイバルは、グループ決めの2巻と前後編の3,4巻という前例のない大規模な特別試験だったので新鮮だった。

やはり、わっと驚かされる頭脳戦をもう少し増やしてほしかったが、他学年の活躍が見えたのはうれしかった。

1年生の裏の顔や、鬼龍院の魅力が色濃く描かれていたので、これからもどんどん魅力的なキャラを増やしてほしい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました