9巻は一之瀬帆波が中心の物語。綾小路らしからぬ優しさあふれる一之瀬の再生と成長を促すのだった。
軽井沢恵とはまた違った感じでしたね。
ヒロインの過去が掘り下げられるのは大歓迎!!
一之瀬は普段の明るい側面とは正反対のつらい出来事を乗り越えていたことでより一之瀬推しになった。 こうしてまた一人、綾小路ハーレムが増えていくのだろうか(笑)
南雲の最低さ
初期のころは、一之瀬は同じBクラス始まりの南雲を尊敬しており、自分の秘密を話したらしい。
しかしまだよく知らない相手に自分の弱点を教えたことが、今回で自分に降りかかってくる。
南雲が、その秘密を坂柳にバラし、一之瀬潰しにかかってしまう。
南雲と櫛田
いつもなら、問題ごとに入っていかない綾小路だが、今回は坂柳の一之瀬潰しを阻止しようとした。
その理由は、櫛田の退学のための材料集めのためだった。
さらに、堀北兄から南雲と櫛田が接触したことを聞かされる。 この2人が手を組んだら学校中が恐怖で支配されそうで怖い(笑)
それは、堀北との約束を破る行為であり、綾小路と堀北の退学の危機を大きくするので報告してくれたのは堀北兄の優しさだろう。
一之瀬の過去
一之瀬帆波は今は、明るく優等生な非の打ち所のない生徒だが、過去には黒い闇があった。
それは、妹のために万引きをしてしまったということだった。 以前から一之瀬が明るいだけではない生徒であることは明示されていたが、その理由が万引きなのは想像できていなかった。 実は不良だったとかだと想像していた(なぜか一之瀬は金髪設定だし) あと、少しエロいことかと思っている自分もいた(笑)
刑事事件にこそならなかったが、半年間部屋に閉じこもって過ごしていたらしい。 生徒会長でもあり成績も優秀だったのにもったいない。 ただ、それでも入試はトップということは家でも努力して学習していたことが分かる。
そして高校に入り、そのことに蓋をしてして良い学校生活を送ろうとするが、秘密を南雲に話してしまった。
綾小路は、どのように一之瀬を再生させるのだろうか。
まとめ
よう実では珍しい特別試験のない巻であったが人間同士の駆け引きが多く、ボリュームがあった。
坂柳は、綾小路と遊ぶために一之瀬に攻撃をするなんてツンデレかよ(笑)
櫛田は、いつも物語をかき乱してくれて物語の良いスパイスになっている!
南雲率いる生徒会の動向も注目ですね。
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