よう実1年生編4.5巻は、短編物語が収録されていて、夏休みを描いている。
新キャラも登場し、Aクラスの葛城との接点もできる。
夏休みということでプールに行くことがあり、そこのイラストもあるので、息抜きとして読んでいて楽しい巻だった。
4巻で仲間になった軽井沢と、さっそく綾小路は行動を共にする。
伊吹とのトラブル

Cクラスのスパイとして入り込んでいた伊吹と綾小路の意外な共通点が分かる。
お互い占いに興味があって、1人で来ていたがその占いは2人ペアでしか参加できないというものだった。
エレベーターに閉じ込められた2人は、綾小路が助けを呼んだ意外な男のお陰で無事に助けられる。
その意外な人物とはAクラスの葛城だった。
困った綾小路は葛城に連絡を取る。
初めは怖そうだと思っていたが、本当は親切だったということが分かる。
葛城の意外な一面
櫛田から「井の頭心」の誕生日を祝うお誘いがあり、池は当然参加する。
男子たちはポイントを出し合ってプレゼントを買いに行きくことになる。
綾小路は初めての誕生日プレゼント選びで山内にバカにされる。
男子たちはプレゼントを買おうとする葛城を見つけ、渡す相手が誰なのかを突き止めようとする。
須藤はプレゼントを渡すのを妨害すればいいと言ったが、櫛田はそれは止める。
池は綾小路に相手を突き止めろと言いうが、綾小路が張り込んだところに堀北兄と橘書記が現れる。
橘書記は思っていたよりもラフな感じで、堀北兄は少し付き合ってもらいたいと言うが、綾小路はあっさい「忙しい」と言って断る。
そんな態度を取っていると、橘から敵視されるようになった。
夏と言えばプール!

綾小路は友人から夏の思い出を作りたいと提案を受けた。
学校内での虐めについて尋ねられますが、綾小路は知らなかったと答える。
明日に、男子たち、櫛田、堀北、佐倉とプールに行くことになったが、綾小路は嫌だと言ったが、拒否権はないと言われてしまう。
綾小路は男子たちから「青春が欲しい」と言われる。
堀北には水筒というマジックワードを使い強制的に参加させた笑
約束の日にロビーで一之瀬たちと偶然会い、グループに加わることに。
歓声が響くスポーツプールでバレーが行われていた。
南雲は2年A組のリーダー的な生徒で、現副会長。
一之瀬は生徒会に入っているので、南雲と面識があるようだ。
南雲は元々Bクラスで、境遇が似ている。
一之瀬はいつか生徒会長になりたいと考えていると明かされる。
一之瀬たちはバレーに参加したが、須藤の活躍があり、試合はDクラスの勝利だった。
綾小路は閉館時間が近づくとグループからはずれ、軽井沢と合流する。
そして軽井沢にだけ話したいことがあったようだ。
それは、次の試験である仕掛けを打ち、退学者を出させるというもの。
もし他のクラスがダメなら、Dクラスの誰かが出そうとしていた。
綾小路はおそらく、櫛田を退学にしようとしていたのだろう。
まとめ
イラストにヒロインが多く登場して、そのどれもいつもの制服ではなかったギャップが良かった。
嫌々ながら軽井沢が綾小路に協力して、盗撮を阻止する展開も良かった。
でも嫌々に見えて、すこし頼られて嬉しそうにしているところが可愛かった。
個人的に一之瀬がたくさん登場してくれるのがうれしかった!!
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