【よう実】原作0巻のネタバレ解説 綾小路・坂柳などキャラの見え方が変わった巻

引用元 © 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2製作委員会

よう実のの原作0巻がアニメ2期のDVD/BD1巻の特典として登場した。

この0巻の影響でかなりのDVD/BD1巻の売り上げが高かったみたいだ!

これは、2年生編のアニメ化に一歩近づいたのではないだろうか。

綾小路がホワイトルームに居た頃の過去編で、重大なことが明かされている。

綾小路の父親について

「ようこそ実力至上主義の教室へ 0巻は特典小説で、綾小路がホワイトルームに居た頃の過去編を描いている。

この小説は限定の特典なので、過度なネタバレはしないようにしようと思う。

0巻の内容は、主に綾小路の父親である綾小路篤臣が主体となって進む320ページのボリュームで、200ページ以上は父親を主体に進行する。

引用元 © 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2製作委員会

綾小路篤臣は野心を秘めた政治家で、若い頃に政治家として活動していたが、大きな権力を持つ「直江先生」の下で汚い仕事をこなしていたことが大きい理由で政治家になることができたようだ。

綾小路篤臣は、直江先生の下に隠れながら政治のトップになる野心を秘めている。

ホワイトルームが発足したのは、直江先生が綾小路篤臣に「ホワイトルーム」の話を持ちかけたからで、直江先生は篤臣にホワイトルームのプロジェクトを任せ、篤臣はチャンスを逃さず全力でプロジェクトに取り掛かった。

ホワイトルームの成果は時間と資金が必要。

ホワイトルームに資金を提供する側に、天沢の父親がいたことも分かっている。

篤臣は資金調達のために投資家を説得し、信頼性を上げるために自分の息子「綾小路清隆」をホワイトルームに預けた。

まさかホワイトルームに自分の子供を入れるために子供を作ったことには驚愕した。

母親は水商売をしている女性というのも予想外だった。

これで、清隆の母親が本編に関わってくる可能性はかなり低くなる。

篤臣は清隆に厳しい教育を受けさせ、他の74人の子供と同様に扱った。

清隆は厳しい教育の中でも常にトップの成績を保ち、驚くほどの成果を出し続けた。

篤臣が呼ばれ、ホワイトルームが認められることを期待したが、直江から「撤退しろ」と言われ、納得できず政治家を引退し、裏で権力を蓄えて活動することになった。

篤臣は政治家からの引退後も、「日本のトップ」を目標に再び政治家に戻りたいと思っていた。

このためには直江の政治引退を待つ必要があり、ホワイトルームの最高傑作である清隆を駆使して自身の目標を達成することを目論んでいた。1年後、清隆は「高度育成高等学校」への入学が決定した。

2年生編の8巻でその「直江先生」が亡くなったという情報があるので、そろそろ動き出す頃合いだろう。

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0巻には新しいキャラクターが多数登場しており、政治家や篤臣の研究者といった大人関係のキャラクターも多く登場している。

ホワイトルーム側の人間として、本編にこの中から登場してくるかもしれない。

清隆の同期の2人

引用元 © 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2製作委員会

特に注目すべきは「綾小路と同期のホワイトルーム生」であり、主に志郎という2人のキャラクターが登場している。

この2人はホワイトルームから脱落したが、今後の出番もあるかもしれないと期待させられる。

は綾小路と同い年の女の子であり、ホワイトルーム教育を受けたことにより感情が失われたが、綾小路の前では笑ったり、話したりする。

雪は桜の花が好きだと書かれていることがとても気になった。

雪のイラストが登場したときに、椿桜子に髪色や顔が似ていると話題になったが、さらに椿桜子との関係がある可能性が高まった。

ホワイトルームを脱落してからは心が弱り、カウンセリングを受けるようになったが、綾小路に特別な感情を抱いている。

そのことを妹の桜子が知っていたら、どんな気持ちなのだろうか?

志郎はホワイトルームから脱落した男の子で、外の世界を見たいという欲望から脱落を選んだ。

綾小路には一緒に脱落するよう誘ったが、断られていた。

志郎の外の世界での未来は不明だが、今後の展開に関わる可能性がありそう。

実力不足による脱落ではないので、志郎の実力は相当なものなはず。

高育に来たら、綾小路や高円寺と肩を並べる実力者になりうる。

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その他に気になったところ

引用元 © 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2製作委員会

坂柳父は篤臣の支援者だったので、ホワイトルームに来た時に娘の有栖も連れてくる。

その有栖の挿絵が可愛すぎる!

笑顔の雪ちゃんも可愛いよね!

さらに、気になっていた神崎と石神についての情報もあった。

神崎は問い詰められている友達を助けなかったときに、篤臣に「力を持っていながら、それを使わないのは愚か者がすることだ」と言われていたのだ。

1年生編から謎だった神崎が発したこの言葉の意味がようやく明らかになった。

そして、石神は親の権力はそこまで強くはないが、自分の意見をはっきりと言える優秀な子供であったことも分かった。

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まとめ

0巻では綾小路の父親について詳しく語られている。

篤臣は自分の野望のためなら何でもするという人物で、実際にホワイトルームの子供や資金の援助においても不正な行為をしている。

篤臣は子供に対する愛情も持たず、道具として見ていると非道だと感じられたが、目的を達成するためにはなんでもする行動力があった。

周りからは「綾小路先生」と高く評価されていて、意外に人望があることが分かる。

0巻では特典とは思えないくらいに、多くの重要なことが明らかになっている。

0巻は重要な秘密が公開されており、よう実ファンなら読まないと損だと思う。

2期DVD/BDの初回限定特典として付属している。だけど、特典がまだあるかは分からない。

ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season 第1巻
 

(特典がまだあるかは不明)

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