やはり夏休み明けの5巻から面白くなってきましたね!
公開された60ページでできる範囲の考察をしていこうと思います。
目次を見る限り、各クラスの様子も描写されるようですね。
一之瀬帆波の選択 17ページ
龍園翔の選択 38ページ
坂柳有栖の選択 4ページ
堀北鈴音の選択 86ページ
これを見ると、かなりアンバランス。
物語の主である堀北クラスがページ数の大半を占めるのは分かるとしても、坂柳クラスが4ページしかないとなると、即退学者が確定すると思って良さそう。
名前もあまり出てきていないモブだと思うから、ほとんどないも同然。
その次に少ない一之瀬クラスもなんとなく予想がつく。
誰も退学者を出さない ただそれだけだろう。
それによって他クラスと350ポイントが開きAクラス行きは絶望的になる。 ここから、綾小路のクラス移籍への動きが活発になっていくと予想できる。
そして、坂柳との同盟もより大切になってくる。
最後に、龍園クラスのページ数が多いことに驚いた。
すぐに退学者を選べないほど龍園に迷いが生じ始めているのか、時任のような反乱分子が集まって抵抗するのか、櫛田のこととは違った面白さがありそう。
茶柱の独白
なんと1年生編3巻で独白があった茶柱が2度目の独白ということになった。
これで、今後も以前独白を行った人物がやる可能性が十分にあると分かったのは大きな進展だと思う。
どうやら茶柱は悪夢を繰り返し見ているようで、あと少しで辿り着けたAクラスどころか、クラス崩壊を起こしてしまったようだった。 それも茶柱の責任で。
茶柱がおそらく告白を受けていて、しかも好きだった人物が退学の標的になり
よろしく、お願いします……
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編5巻
と本来ならばこれから幸せな時間が始まる時が最後の時というなんとも切ない過去が明かされた。
この2回目の独白を経て、茶柱が本当の意味で大人になるのか? また、生徒たちと交流を持っていけるのかがクラスの明暗を決めるような気がする。
満場一致特別試験
試し読みが公開される前は、特別試験と文化祭を一緒にやるんじゃないかと、どきどきしていたが特別試験で1巻丸々使ってくれるようなのでうれしい!
今回公開された概要から試験内容は掴めそうなくらいシンプル。
まずは概要から。
満場一致特別試験概要
・選択肢が最大で4つの課題が5問出題される
・5つの課題を5時間以内にクリアできなければクラスポイント-300
・全てクリアするとクラスポイント+50
・満場一致にならない限り繰り返される
まだルールはあるが、考察する上で押さえておくのはこれくらいだろう。
一人に与えられる回答時間は一つの課題で60秒とそれを超えると合計90秒の追加が認められているが、これを使い切ると即退学なので、最初はすぐに回答が出ることが多くなるだろう。
さらに、満場一致にならないことが続くと、どんどん生徒たちの精神的余裕がなくなって冷静な判断ができなくなることも考えられる。
この試験が簡単と言われきたのは、賛成か反対かの二択が多くなるからだろう。
生徒を指名するなど二択にはならないこともあるので、そこで回答時間を多く使うことになることは確実だろう。
特別試験の流れは
課題出題
↓
満場一致であれば次の課題に進む
↓
10分間の教室内での話し合い
↓
60秒の投票(話し合い不可)
↓
投票結果の発表
満場一致だと次に進む
そうでなければもう一度10分間の話し合い
今回の特別試験でもっとも重要になるのは10分間の教室内での話し合いなのは間違いない。
一之瀬のようなまとまりのあるクラスでは、意思が統一されているが、まだDクラスはまとまりが欠けているので、衝突するのは確実だろう。
そこで、今回の口絵の修羅場になるんだろうと思う。
クラスでの話し合いの時にはクラスからは出ることができないため、櫛田が綾小路の胸ぐらを掴む状況をクラスメイト全員が見ることになると思うと、ワクワクが止まらない!
ここで櫛田が本性をさらしてしまうと、もう今までの天使の櫛田には戻れなくなってしまう。
本性を知られた後の選択肢は、退学か本当の櫛田をクラスメイトが受け入れるかのどちらかになる。
個人的には、今回の口絵で胸ぐらを掴んでいる櫛田と綾小路がその結果を示していると思う。
茶柱の独白で、星乃宮に胸ぐらを掴まれたのは茶柱だった。
それを今のDクラスに置き換えるならば、堀北と櫛田になる。
しかし、掴まれているのが綾小路ということは、11年前とは違った結末になるのではと考えられる。
堀北・櫛田は紆余曲折あり協力関係にまでなったのに茶柱は、自分もいつまでも11年前の出来事を引きずっていてはいけないと感じる結果になるのではないだろうか?
そこで初めて過去を断ち切り、自クラスの生徒に寄り添えるようになると思う。
退学するならば
退学者を出せばクラスポイント+300 or 退学者を出さない
↓
退学者を選択
上記のような課題が出ることはほぼ間違いないと思う。
退学者を選択するときに綾小路は、信頼関係を壊してでもこれまで犯してきた櫛田のスパイなどの悪事を公にして、ヘイトを向かせるようにするだろう。
満場一致にならなければならないため、一人でも反対する生徒がいたら難航するが、時間が経つほど自分にもクラスにも不利になるためいつかは多数派につくだろう。
昔の池ならば櫛田を庇ったかもしれないが、今はもう篠原と付き合っており、篠原が退学に票を入れることを明確にすれば、池もそうするはず。
ここに、高円寺、須藤、軽井沢などのクラスの実力者が賛同すれば、票が櫛田に集まる展開もある。
ただ、堀北はあくまでも櫛田はクラスに必要だと思っているので、綾小路VS櫛田の前に綾小路VS堀北があるかもしれない。
しかし結局クラスの多数に押されて、退学というのが退学のパターンだと思う。
綾小路の心はだんだんと今のクラスから離れていっているようなので、堀北クラスが他クラスと対等に戦えるようにするために櫛田という癌を取り除くことが必要と考えることもありえる。
厚生するならば
ここで櫛田が退学になるように今までの情報をクラスに流して、そして焦る櫛田に徐々に本性を出せていくというパターンもある。
櫛田は自分がいかに周りからよく見られているかを気にしているため、それに綻びができればどんどんと崩れていくことが考えられる。
そして、クラスメイトも櫛田のいつもとは違う態度に不信感を覚えていく。
綾小路が櫛田の退学を提案して、堀北が反論し、「今までのクラスへの貢献」を話して必要性を訴える。
櫛田が今までにやったことは堀北も認めて、それでも必要と訴えることでこれまでにできた溝も埋まっていくと思う。
前にも考察を出したが今巻で解決する可能性が高そうだ。
櫛田の退学でクラスのスパイスがなくなってしまうのはもったいない!
今までの八方美人をやめて、本来の毒舌になったらそれはそれで面白そう!
隠れて言っていた「あーうざい」をクラスでの会話で言っていたら、クラスの雰囲気ががらっと変わるだろうと思う笑
文化祭
今巻で文化祭をやらず、11月に開催するようなので安心した。
ルールはとてもシンプル
文化祭概要
・生徒一人につき500ポイントが文化祭用に支給
・部活や生徒会での活躍度合いで追加予算あり
売り上げごとに
・1~4位に+100クラスポイント
・5~8位に+50ポイント
・それ以下は変動なし
第一印象は、特別試験としては格段に甘いということだ。
今回の満場一致試験の差分だろうか。
これで1巻を使うとなるとかなり楽しい巻になる予感がある。
しかし、来賓が来るということでそうはいかないかもしれない。
ホワイトルーム関連人物や綾小路父がくると一気に厳しい展開になるからだ。
ここでの八神、天沢の動きに注目したい。
まとめ
2年生編でもトップクラスに荒れそうな内容なので、一週間待つのがとても長く感じてしまう。
これからの二学期で体育祭・文化祭・修学旅行が控えているので、盛り上がること間違いなし!
発売日の一日後に考察出すのでそれも読んで下さい!!
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