最近は、あまりにも敵を作りすぎて追い込まれてきた櫛田。
ここでは、今後に櫛田は退学するかクラスのために動くのかの2通りを考えていく。
退学の危機にある理由
櫛田が2年生になってここまで追い込まれた理由は、自身を守るために過去を隠してきたが、それを知る人物が増えてきた経緯があります。
もともと、堀北は櫛田が自分と同じ中学の出身だと気付いていなかったので、堀北を無視していれば綾小路にも知られず、平穏な生活を送れたはずでした。
しかし、少しの危機も許せなかったことで、険悪な関係に。
新1年生のホワイトルーム生から過去がばれたことは仕方がありませんが、もっと良い対処の仕方はあったと思います。
櫛田の裏を知っているキャラ
- 堀北
- 綾小路
- 龍園
- 椿
- 宇都宮
- 八神
- 天沢
退学のシナリオ

綾小路は一之瀬を助けるために、櫛田から情報提供を受けた。
その対価として、入ってくるプライベートポイントの半分を譲渡するというリスクを負う。
そのリスクを負ったおかげで、ある程度警戒を解くことに成功する。
今まで、かなりの額を櫛田に入れてきただけに、退学させるときには回収すると考えられる。
4.5巻で、櫛田との面会時に電話をかけ、録音を阻止したことに注目したい。
学校側は、恐喝などで不正に入手したポイントを無効にすることができる。
つまり、今までの譲渡したポイントが不正なものだったことさえ証明することができれば、すべてのポイントが返ってくる。
ただ、契約時に櫛田は二重の録音をしていたため、そのデータを消去する必要がある。
櫛田はどうやら本当に綾小路が自分のことを恐れていると思っていることから、はめることはたやすいはず。
1年生とホワイトルーム生
八神は入学時点で、ホワイトルーム側から櫛田の弱みである過去を知っていた。
その八神を脅し、椿と宇都宮がそのことを知る(おそらく八神はあえて漏らした)
櫛田は八神のことを過小評価しており、その気になればいつでも退学させられると思っている。
退学させようとして、返り討ちになる展開も十分考えられる。
椿と宇都宮は、櫛田を脅してスパイに使うかもしれない。
更生するとしたら?
櫛田がここまで敵を作った原因は、一番になるために信頼を欲しすぎたことだ。
その信頼により、承認欲求を満たしてアイデンティティーを保っていると思う。
要は、何かで一番になることができれば櫛田は表面上の笑顔を振りまく必要もなくなるだろう。
ならば、何で一番になることができるだろうか? 学力や身体能力ではかなり難しいだろう。
特別試験などで、サブリーダー的ポジションにつくことが多かったので、それを生かすと考えられる。
クラスや人をサポートする役割として活躍する道が十分あるはずだ。
綾小路によって一之瀬や平田のように櫛田にも何かを与えられるということもあるだろう。
追記 6巻から更生し始めた櫛田の活躍

2年生編5巻での満場一致特別試験でこれまで築いてきたイメージをすべて壊され、一時期は引きこもっていたが、堀北と伊吹との話し合いで、クラスに部分的に復帰。
そして、体育祭にはしっかりと参加して、堀北との関係を本物にした。
櫛田の周りを気にせずに発する言葉は、新鮮で猫をかぶっていた時よりもずっと面白い。
そして、文化祭の練習には非協力的に思われたが、本番では生徒の中ではダントツの活躍をしていたので、これまでの天使生活が生かされていた 笑
結局は売り上げで茶柱先生に負けていたが、働きは一番だった。
櫛田に黒い影を落としていた天沢・八神とも決別し、少し綾小路に好意を抱くようになったので、一安心。
修学旅行での心境の変化
これまでも綾小路に対して、「ドキッと」する場面は多くあったが、ついに自分が綾小路のことを好きだということに気付いて、困惑していた。
龍園から脅しを受けていた時に助けられたことがきっかけだった。
そのシーンが口絵になっていて、これまでの櫛田とのギャップでとっても可愛い!
一之瀬に綾小路のことを好きなのかと遠回しに聞いたりしていて、かなり乙女な印象だった。
まとめ
これまでクラスの悩みの種だった櫛田が、取り繕うことなくクラスに貢献し、情報集めや対人関係のスキルを使っているのはクラスにとってかなりの戦力になっている。
もともと、櫛田の表の能力も高かったことから平田と同じかそれ以上に活躍している。
あとは、一度壊れてしまったクラスメイトとの関係をどう修復し、協力していくかが課題だと思う。
櫛田は綾小路に好意を持っていることに気が付いてしまったので、軽井沢や一之瀬にはどんな対応を取るのかも楽しみ!
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