【よう実】一難去ってまた一難・人狼ゲームのような特別試験 1年生編4巻まとめ

引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

この巻からアニメ2期の内容が始まる。

軽井沢はクラスの女子をまとめているが、過去にはひどいいじめを受けてきたので、そのトラウマが今も残っている。

無人島試験が終わってすぐに始まる試験だが、前の巻とは雰囲気が大きく異なり、他クラスの生徒が多く登場してくる。

再び始まる試験

夏休み臨時試験のが終了し、Dクラスが予想外に高いポイントを取った。

この作戦を考えたと思われている堀北に注目が集まるが、すべては綾小路の思惑通りだった。

後半戦は、学生を12のグループに分け、各グループから「優待者」を見つけることが目的の試験。

前半戦はチームワーク、協調性を試す試験であり、後半戦は頭脳やシンキングを試す試験。

他クラスの動向

自クラスの利益のために騙し合う頭脳ゲームが始まる。

Aクラスの葛城、Bクラスの一之瀬、Cクラスの龍園が新たな戦いに挑む。

各クラスの特色が強く反映された方針で、作戦が進んでいく。

一之瀬が綾小路と同じグループになり、違和感のあるグループ分けだった。

龍園は無人島では失敗したが、今回も自信満々な様子で試験に挑んでいる。

葛城は、自分たちはAクラスなので安全な戦略を取ることになる。

軽井沢の秘密が明かされる

引用元 © 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2製作委員会

綾小路は深夜に平田が部屋から出たことに気付き、同行することになる。

軽井沢と平田は仮面カップルであり、それは彼女を守るためのことだということが明かされる。

今回、2人の暗い過去が明らかになる。

軽井沢は小学校から中学校の9年間、酷いいじめを受けて腹に傷を負った。

綾小路は軽井沢の過去を知り、3人のCクラスの生徒を利用して軽井沢を自分の言いなりにする。

「過去をばらされたくないならば、協力する」という条件で、軽井沢の身を守ることを約束する。

意外にも軽井沢は、誰よりも先に綾小路の本性を知るになる。

軽井沢は自分を守るための自己防衛が必要で周りにきつく当たっていたようだ。

平田の過去の闇

平田は、現在はクラスリーダーで男女から信頼されているが、中学時代はあまり目立たなかった生徒のようだ。

幼馴染の杉村という子がいたが、中1に上がって別のクラスになった。

しかし、杉村は別のクラスでいじめに苦しんでいたが、平田は彼を助けることができず、最終的に飛び降りをしてしまう。

この事件がきっかけで平田は周りの人を助けたいと思うようになった。

なので平田は、実際に軽井沢と付き合っているわけではなく、軽井沢を守るためにカップルをやっている。

綾小路の取引

引用元 © 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会

綾小路の目的はDクラスをAクラスに昇格させるために、茶柱先生と取引する。

その代わりに自分を父親から守るというものだった。

軽井沢が命令に素直に従っているという点からもAクラスを目指す道は順調そうだ。

ただ、綾小路が淡々と軽井沢を追い詰めることは衝撃的だった。

綾小路の行動原理は「この世は勝つことが全てで、過程は関係なく、最後に自分が勝っていればいい」というもの。

この性格は仲間を率いる際も感情を無視して道具のように使うのだろう。

平田と軽井沢を仲間に加えたので、クラスの結束を強くし、上のクラスに一歩ずつ近づけそう。

ようこそ実力至上主義の教室へ 1年生編4巻 (MF文庫J)
 

まとめ

一之瀬は綾小路が凄いことに気付いている。

なので、近いうちに綾小路の実力が明らかになる可能性が高いだろう。

現在、綾小路の実力を知っている人物は茶柱、堀北、平田、軽井沢、Bクラスの一之瀬だけ。

段々と実力を知るキャラが増えてきたので、裏で工作する作戦は通用しなくなりそう。

龍園が予想外の結果を出したことで、綾小路からも警戒されており、2人がぶつかることもあるだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました