【よう実】七瀬はやっぱりホワイトルーム生説 演技の演技をしている?

引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

無人島で綾小路と一戦を交えて、無事に仲間になった七瀬だが、自分は今ひとつ信用できていない。

あまりにも呆気なくやられ過ぎているし、節々の言動・行動が怪しく見えてしまう。

なので今回は、七瀬の怪しいところやホワイトルーム生である可能性をまとめていこうと思う。

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入学当初

外見だけだと一之瀬似(大きさとか笑)でかなり可愛く、さらに優等生なのになぜDクラスへの配属になったのかは疑問だったが、無人島での一悶着ではっきりした。

最初の特別試験で、自身のクラスのために綾小路堀北と接触していた感じだと、とても好印象だった。

しかし、綾小路と2人きりになった時

先輩は どういう人なんですか?

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編1巻より

と聞いていて今までとは違う印象を受けた。

さらに

私は綾小路先輩が邪悪で薄汚い人なのではないか、そう思っています。

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編1巻より

とも口にしている。

もちろんこれも無人島で解決済みではあるにしても、この時点では邪悪などとは思わないと自分は思っている。

ここで、仮にホワイトルーム生とするならば、他人が脱落していく中で気にも止めずに自分に与えられた課題を淡々とこなしている綾小路のことを以前に目撃していて、本心からその言葉が出てきたと考えられる。

綾小路のことを邪悪だと思ったからこそ、憎悪という感情を抱いたのではないだろうか?

さらに他の1年生とは違い、七瀬綾小路の予想するホワイトルーム生像とかなり合っているのだ。 無人島での一件以来、綾小路の近くにいるのは観察するためと考えることもできる。

このことでかなり怪しく思えてくる。

登校の最中

あまり印象深いシーンではないが、綾小路の登校中に七瀬が話しかけるところがある。

そこで宝泉との一戦のことを話し合っている時、綾小路が特別試験について誰が何を把握しているのかを問おうをしていた。

しかし、何度も目をそらされて結局あきらめる。

その短い沈黙の会話で七瀬

私の意思を汲んでくれて感謝します。

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編2巻より

と理解したように口にした。

え?これだけで一般生徒が理解できる?

これができるのは高円寺・坂柳ホワイトルーム生くらいだと思う。

豪華客船での七瀬綾小路に対して天然でおっとりしており、とても鋭いとは言えない行動をしていた。

綾小路との戦闘の前後でここまで変わるのは不自然だ。

無人島での出来事

七瀬は無人島では無理やり綾小路と行動していて、ホワイトルーム生とは思えないスマートではない行動だ。

その後、D3で戦闘になったがあっけなくやられてしまう。

ここで仲間になったが、どうにもあっさりしすぎている気がする。

独白

この説の1番の否定は、3巻の七瀬翼の独白だろう。ここで友人に起きた悲劇が語られる。

「ボク」と時折口にしちた理由が語られ、それは自分の中に作り出したもう一つの人格ということも。

つまり役になりきって月城の命令を遂行しようとしていたということ。

しかしその最後に

本当の目的は、綾小路清隆を倒したその先にある

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編3巻より

とある。

単純に考えれば、本当の目的=綾小路父の謝罪と取ることができるが、謝罪させるためだけに志望校を蹴って見も知らぬ生徒を退学させようと思うだろうか?

動機としては弱すぎると思う。

仮に前半が演技をしている七瀬で最後の2行が本心ならばどうだろう?

それならば本当の目的は、ホワイトルーム側に自分が一番と認めさせることではないだろうか。

まとめ

正直、かなり無理があるところも多々あると思いますが、完全に七瀬が白だと言えない状況にあると思います。

もしも本当に役になりきっているのだとしたら…

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