【よう実】憎悪のホワイトルーム生の人数を考察・天沢、八神、椿、石上

2年生編4.5巻で2巻の憎悪のホワイトルーム生が八神ということが判明した。

しかし、これですべての謎が解けたわけではない。

石神京と、椿桜子の正体がいまだに明かされていないからだ。

この生徒たちが、一般生徒と思うには無理がありすぎる。

そのことから、憎悪のホワイトルーム生が複数いる可能性を考察しようと思う。

椿桜子について

幼い一面もあるが、思考力と頭の切れは八神と同等の能力を有している。

その時点で一般生徒ではないのだが、八神の知っている櫛田の秘密を脅して聞き出す場面がある。

ホワイトルーム生ならば、月城から聞かされているはずだし、同じホワイトルーム生を脅す理由もない。

だが、お互いに知らない場合はどうだろうか?

天沢一夏と、八神拓哉は5期生ということが分かっている。つまり、椿桜子が6期生ということだ。

椿は、月城から櫛田の情報を得ていたが、八神と櫛田の関係を探るために、脅してでも情報を得ようとしたのではないだろうか。

石神京について

Aクラスのリーダー的な立ち位置の石神だが、肉体的な強さはないらし。

しかし、これでホワイトルーム生ではないと決めつけることはできない。

なぜなら、綾小路は「あの環境で育ってきたならば、体つきを変えることは容易い」と言っているからだ。

つまり、身体的な勝負で綾小路を倒すのではなく、頭脳戦で倒すことに自信を持っているため、体つきを変えたとも考えられるからだ。

それと、ホワイトルーム生は字が達筆という特徴があるようだ。

天沢と、八神が達筆だったことが根拠だ。

さらに、普段なら他人に興味を示さないはずの石神が、堀北に興味を抱いたことも気になる。

月城から、綾小路と堀北が親しい協力関係にあると聞いて、最高傑作が協力する人物のことを知りたくなったと考えることもできる。

憎悪が複数いる可能性

2年生編1巻の冒頭で月城とホワイトルーム生の会話の描写がある。

そして、2巻の独白で憎悪のホワイトルーム生の考えが細かく描かれる。

二つとも、綾小路に憎悪の感情を向けていることが分かる。

この二人は、果たして同一人物か?

筆者は違うと思っている。 

なぜなら、月城は「ホワイトルーム生は4人も5人もいない」とホワイトルーム生複数説を否定した。

複数を否定するとき、普通は「2人も3人も」ではないだろうか。

今現在ホワイトルーム生と確定しているのは八神拓哉と天沢一夏の二人である。

あと一人いてもおかしくないと筆者は思っている。


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