【よう実】クラスが分裂?龍園の策略も、初の体育祭 1年生編5巻まとめ

引用元 ©ようこそ実力至上主義の教室へ/衣笠彰梧/トモセシュンサク/MF文庫

夏休みが終わると、高度育成高等学校の体育祭が近づいてくる。

全学年が赤と白の2つのグループに分かれて競う形式。

DクラスはAクラスと一緒にBクラスとCクラスと戦う。

各競技に順位がつけられ、ポイントが得られる。

須藤はこれまでクラスの足を引っ張ってきたが、ここは自分の得意分野だと意気込んでいた。

堀北はクラスの中でどのような采配をするのか迷っていた。

Cクラス龍園と櫛田の裏切りもあり、ハラハラだった。

体育祭の開始

引用元 © 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2製作委員会

体育祭では、過去の試験とは異なり、他学年とも協力しながら、同学年の他クラスとタッグを組んで戦う形式。

参加表がとても重要で、各競技で各クラスの生徒がどの順番で出場するかが分かる。

これに基づいて作戦をたてれば、勝ちを重ねることができる。

今回は、他学年の活躍はあまり描写されなかったが、最後の綾小路と堀北兄とのリレー勝負が激熱だった。

体育祭が始まると早速問題が起きる。

堀北は体育祭での対戦相手となるCクラスの刺客である木下と同じ組になり、障害物競争で共に倒れると足首を捻挫して競技に参加できなくなった。

これは明らかに木下、つまりは龍園の策略に違いなかったが、証拠を掴めない。

綾小路は、Dクラスに内通者がいることを知っていた。

それが櫛田であることも気が付いている。

龍園の策略

引用元 © 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2製作委員会

BクラスとCクラスは同じ白組として戦っているが、CクラスはBクラスと協力する姿勢が全くなかった。

そんな行動をとる龍園は、何らかの作戦を考えているのではないかと警戒される。

その作戦とは、Dクラスの参加表を入手し、強い選手には勝ち目のない選手を当て、勝てるところで確実に勝つというものだった。

櫛田がこの作戦に協力し、Cクラスに情報を渡すことになった理由は、堀北の退学の手伝いをすることが条件だった。

退学にさせたかった理由は、櫛田は中学時代にクラスを崩壊させており、そのことを同じ中学の堀北が知っているのではないかと危険視したためだった。

ようこそ実力至上主義の教室へ 1年生編5巻 (MF文庫J)
 

堀北と須藤の関係の変化

堀北は学力も体力もあるが、他人の気持ちを理解できず、1人で突き進んでしまうところが弱点になっていた。

堀北は困ってもプライドが邪魔をして他人に助けを求めることができないでいた。

須藤も堀北と似ており、自分が認められたいと思っていたが、龍園によって上手くいかず、ふさぎ込んでしまう。

そんな須藤を見て、堀北は自分1人ではできないことがあると気が付き、須藤と和解して、体育祭に再び戻ることを決意する。

まとめ

引用元 © 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2製作委員会

綾小路が人前で本気を出したのは、体育祭のリレー代走として代わりに走ったときがはじめて。

堀北兄と綾小路が本気で走ってほぼ互角という展開に、最高に興奮した。

綾小路の「よーし、もっと加速するぞ」という言葉がかっこよかった!

体育祭の後に、Aクラスの神室に呼び出されて、そこに行ってみるとAクラスのリーダーの坂柳がいた。

ホワイトルームという言葉が坂柳の口から発せられた。

これは間違いなく綾小路の過去に関連していることが分かる。

綾小路の過去が少しずつ明らかになっていっています。

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