いつものよう実は、1巻につき一つの物語でしっかりまとまっていましたが、今回は前回の後編のような位置になっています。
だんだんと、Dクラスの黒幕の存在がわかってきて、今巻でそれが明らかになることとなり正体をどう隠すのか?!
綾小路が、どうやって対処していくのかに期待!
軽井沢の思い
綾小路に使われてきただけの関係であったが、だんだんと恋愛的に気になり始める。
どうやら、体育祭での走力を見て綾小路のことを好きになった佐藤にやきもちを焼いているような感じだった(笑)
平田から綾小路に乗り換えたことで、依存度が増していく。
あえて、龍園にいじめられていた時に、すぐには助けに行かず、時間がたった後に助けたことで、さらに自分への信頼を強めることに成功する。 ここで早く助けに行ってほしい気持ちもあったけど、常に合理的に動く綾小路のスタンスが変わっていないことは、よう実らしい!
軽井沢を助けるために、堀北学と茶柱を頼ることで、確実に情報を漏らさずに助ける。 綾小路は茶柱とはあまり関わりたくなさそうだっただけに、この行動は意外だった。 今後、茶柱や堀北兄に協力せざるを得なくなりそう。
綾小路の実力
これまで、ちょこちょこ実力を出していた綾小路だったが、軽井沢を助けるために龍園クラスの猛者達の前に現れる。 個々の現れ方も、かっこよすぎた
今まで、負けこそあったものの、勝つまで戦い続けた龍園は、当然に自信を持っていた。
暴力によって、クラスメイトをねじ伏せていた龍園が、ボコボコにされていくのは、自分の領域であった暴力による支配を受けてしまうことで、受け入れがたかっただろう。
それによる、今後の龍園の成長が見ものだと思う。 恐怖や暴力で支配する龍園がクラスメイトと協力できるようになれば、一層強敵になりそう。
鳥肌が立ったのは、龍園の作戦をすべて分かったうえで、あえて、手のひらの上で動かすというところがすごい!
普通は、殴っているときには怒りの感情が出てくるはずだと思うが、綾小路は機械のように殴り続けることで、龍園を気絶させるまでに... 綾小路の本性が大きくさらけ出されましたね。
堀北学との取引
龍園クラスの猛者たちにいじめられていた軽井沢を助けるために、堀北兄と取引をする。
その内容は、前々から言っていた生徒会関連らしい。
そこで、これからの学校のために動かせる狙いなのかもしれない。 綾小路が生徒会に入る可能性を期待したい!
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